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「ブッサイク〜♪血が繋がってないでしょ!」息子をバカにする義母→はい♡その通り!!真実を伝えた結果!

私は33歳の専業主婦です。同い年の夫・ユウトと、3歳の息子アキトの3人家族。ユウトは子煩悩で、休日はもちろんのこと出勤前や帰宅後も隙あらば息子と過ごしています。出勤前なのに「パパが捕まえちゃうぞぉ~!」とアキトを追いかけ、お洋服着せたい星人になって着替えを済ませてしまうほどのテンション。遊びながらお着替えや歯磨きを済ませてくれるので、私としても大助かりです。


「2人共、朝ごはんできたわよ♪」と声をかければ、そろって「は〜い‼」と返事が返ってきて、夫も息子も「ママのごはんは最高だね‼」「うん、サイコー♪」とニコニコ。こんな日常が私の宝物です。しかし、そんな幸せな日々を脅かす出来事が……。

 

義母と再会…その笑顔に隠された目的

ある日、ユウトから突然「母さんが遊びに来るって言い出したんだ……」と告げられて驚きました。 というのも、義母は私たちの結婚に猛反対し、挨拶の場では怒号を浴びせられ追い返された過去があるのです。

 

ユウトは「母さん、孫に会わせてほしいらしくて……」と呟きました。私が「もしかして、私たちを認めようとしてるのかな?」と聞くと、ユウトも「兄貴たちとうまくいってないみたいだし……」と言うのです。義母は長男夫婦と同居していましたが、何かあったのかもしれません。 すり寄ってきたのか、それとも心からの改心なのか……まずは私が会って確かめることにしました。

 

義母と会うのは数年ぶり。正直、緊張と警戒心で胸がザワつきました。でも、ユウトが「信じたい」と言う気持ちを無視することもできず、私も、できるなら家族として歩み寄りたい気持ちが少しだけ残っていました。

 

母にも事前に相談すると、「何か裏があるかもしれないよ」と釘を刺され、ますます身構えてしまった私。同時に、義母が本当に変わろうとしているなら、受け止めたいとも思っていました。

 

好転の兆し?義母の優しさに油断!

ついに再会の日、私は義母と2人きりで会うことに。義母は満面の笑顔で現れ、お土産やケーキ、プリンまで手に提げてきました。正直拍子抜けするほど穏やかな雰囲気。義母は、義兄夫婦が海外赴任で家を出たため、ひとりになって寂しくなったと言うのです。

 

そして義母は「後悔してるの……。やり直したい!」と意外すぎる言葉も飛び出し驚きました。その言葉に私の心もほぐれ「これなら今後もアキトにも会わせてもいいかもしれない!」と思えるようになりました。 義母は昔のことを反省したようで、とても柔らかい笑顔を見せてくれました。さらに義母から「あなたたちには幸せになってほしい」とまで言われ、嬉しくて涙が出そうに……! 義母の変貌っぷりに私は「信じてみたい……」そんな気持ちが芽生え始めていました。

 

その日は穏やかに過ぎ、久しぶりに義母と和やかな会話もできました。アキトにもきっと優しくしてくれる、そう思ってしまった私……。今となっては、あのときの自分を甘かったと叱りたくなります。 義母は終始にこやかで、孫に会いたいという言葉に嘘はないように見えました。「今度は手作りのぬいぐるみでも持ってくるわね」と嬉しそうに話す義母を見て、過去のわだかまりが少しずつ溶けていくような錯覚を覚えました。 さらに、ユウトにも「あなたの選んだ人なら間違いなかったのね」と話していたらしく、私はつい心を許しかけていたのです。

 

この優しさが偽りだなんて、どうして気づけなかったんだろう――その後の展開を思うと、あの一瞬の安心が今も悔やまれてなりません。

豹変した義母!息子に放たれた衝撃の暴言

私は義母にアキトと会わせることを決意。その数日後、義母とアキトは初めての対面を果たします。最初はニコニコしながら「おばあちゃんでちゅよぉ〜♡」と赤ちゃん言葉で接してきて、少し違和感を覚えつつも笑って受け流していました。そしてお土産にと手渡されたのはベビー服とガラガラのおもちゃ。ユウトが「アキトはもうすぐ4歳だよ?」と言うと、「気に入らなかったの?」と不機嫌そうな義母。そんな義母を気にしてアキトは礼儀正しく「ありがとうおばあちゃん!」と受け取るのでした。

 

その後、仕事の電話がありユウトが席を外すと義母の態度が一変! 義母は「こんな子が私の孫だなんてがっかりだわ! ご近所さんに自慢できるイケメンな孫が欲しいだけだったのに! ブサイクだし、ユウトにも全然似てないじゃない! こんな孫いらない!」と暴言!さらには「その子、ユウトと血が繋がってないんじゃない?」と爆笑するのです!

 

豹変した義母に呆れた私は「ええ、そうですよ。アキトは養子です」とキッパリ。 すると義母は「なっ……不倫!? ユウトに他人の子を育てさせてたの!? 離婚よ、離婚!」と騒ぎ立て始めたのです。そこへ戻ってきたユウトが「養子って、結婚前に話しただろ!忘れたのかよ!?」と激怒! 続けて「アキトは俺たちの大切な家族だ!血の繋がりなんて関係ない!」と言い放ちます。アキトも「僕、大丈夫だよ!この人とは家族じゃないんだもん♪」と言い返すのでした。

 

義母の心ない言葉に傷つきつつも、私たち家族は一丸となって反論。心の繋がりを否定するような人に、家族を名乗ってほしくないと思った瞬間でした。 その後の空気は最悪。私も心の底から怒りが込み上げ、涙をこらえるのに必死でした。でもそれ以上に、ユウトとアキトが私を守ってくれたことに救われました。

 

参戦した両親!最後に笑ったのは私たち家族!

そして、突然玄関から現れたのは私の両親。 母と父が「ユウトくんとアキトが似てない?笑い方は瓜二つだぞ。見えない絆も感じられないなんて、かわいそうな人だな」とバッサリ。父は 「血の繋がりがない子を育てるくらいで大騒ぎして……。血の繋がりがなんだ?夫婦だって血の繋がりがないのに強い絆で結ばれているじゃないか!」と諭します。さらに母は「親の役目を履き違えるんじゃないよ。もうあんたの居場所はここにはないからね!」と追い打ちをかけます。そして最後に「二度と私たちの宝物に近づかないこと! 今度近づいたらタダじゃおかないからね!!」とバッサリ絶縁宣言!

 

その言葉に義母は青ざめ、逃げるように帰っていきました。 それ以降、義母からの連絡はピタリと止まり、私たちには平穏な日常が戻りました。 休日はみんなでピクニックに出かけたり、家で絵本を読んだり……。 血の繋がりがなくたって、心の絆があれば家族。アキトは私たちの誇りです。

 

◇ ◇ ◇

 

家族の形はひとつじゃありません。血の繋がりがなくても、心から「大切」と思える人と築く絆こそが、本当の家族なのだと思います。どんな偏見や理不尽にも負けず、信じた愛と絆を守り抜くことが重要ですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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