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親戚は高級うなぎ、妻だけサンマ缶!?ニタつく義母に「今年で最後ですから!」妻の真意とは?

私は3歳の娘と夫と暮らしていました。しかし、義父が亡くなり、義母がひとり暮らしになったことで「長男は親と同居すべきでしょ!」と義母が同居を望むようになりました。

もともと義実家は近く、生活環境が変わらないこと、家賃が節約できること、そしてなにより娘が義母と暮らせると喜んだので、義実家での同居を決意しました。

でも、住み始めてわかったんです――義母の本性が。

 

夫の知らない義母の本性

それまでは適度な距離を保って生活していたので知らなかったのですが、同居を始めると義母は家事を一切せず、毎日ごろごろ。食べたがるのは少し高い野菜やフルーツ、高級食材ばかり。頼まれた食材を買ってきても、食費は一度ももらえませんでした。

 

私に「もっと稼いできなさいよ」と外で働くことは促すのに、家事を頼むと「はあ?!私に家事をしろって言うの?」と機嫌を損ねるのです。

 

しかも、その態度は夫がいないときだけ。毎晩、夜遅くまで働く夫に相談するのはなんだか気が引けて、相談できないままでした。

 

義母のひどすぎる仕打ちに一同ドン引き!

義父の一周忌の日、たくさんの親戚がやってきましたが、夫は仕事で不在でした。私は親戚の対応がひと段落し、ようやく席に着きました。

 

その瞬間、目の前に置かれたのは――サンマの缶詰。親戚は皆、高級うなぎを食べています。

あまりの光景に、親戚も私も唖然。義母は涼しい顔で「あなたはうなぎダメだったわよね〜♪ サンマでいいわよね〜?」と言います。

 

親戚が「それはさすがにひどい」「嫁いびりはやめなさいよ!」とかばってくれましたが、私は「今年で最後なので、大丈夫です!」とだけ返しました。

 

夫が登場! 義母は慌てて…

そのとき、ふすまを開け、夫が現れました。

「母さん、これ、どういうこと?」

 

仕事で不在のはずの夫が現れ、義母は動揺していました。

実は最近の私の元気のなさを心配した夫が、話を聞いてくれていたのです。夫は、「その話が本当なら母さんと縁を切る」と言い、自分の目で義母の本性を確かめるために、出社したふりをして別の部屋に隠れていたのでした。

 

義母が口ごもる中、夫は静かに、でもきっぱりと言いました。

「俺の家族にこんなひどいこと、よくできたね。許せない。同居は母さんの都合のいい召使いがほしかっただけじゃないか。俺たち、すぐ出て行くから」

 

その後

後日、私たちは近くのアパートに引っ越しました。義母は私たちに家を出て行かれ、ひどい嫁いびりにドン引きした親戚から避けられるようになっていました。

 

引っ越して数カ月後、さすがに孤独な毎日が堪えたのか、義母が謝ってきました。夫と相談し迷った末、月に一度だけ会うことにしました。

再会したときはぎこちなかったけれど、娘が「おばあちゃん、これあげる!」と笑顔で折り紙を差し出すと、義母の目が少し潤んでいました。

 

別居したことで夫と娘との穏やかな時間が戻り、今では笑顔の絶えない毎日が戻ってきました。これからは、家族それぞれが心地よい距離で、支え合える関係を築いていこうと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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