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店休日は悪天候!開店即満席で20番目(泣)!最高気温28度でも食べたい300円「ら~めん」の世界

らーめんが好き。だけど、300円で食べられるって本当?
ども、ライターの五十嵐みどりです。

『オモウマい店』で紹介された話題のお店と聞けば、気にならないはずがありません。どんな場所で、どんな人が、どうやって作っているのか。
そして、本当にその値段で“ちゃんと美味しいらーめん”が食べられるのか―。

今回は、愛知県津島市にある「森田屋」さんへ、土曜の朝から足を運んでみました。 1時間並んで食べたらーめんは、ちょっと感動の味でした。

 

11時開店で満席!?先に注文・現金払いに注意

 

店名

森田屋

 

住所

愛知県津島市莪原町宮東144-2

 

営業時間

11:00〜14:00

 

定休日

雨天(土砂降り)、激熱(40℃近く)、早めに閉める場合あり

 

支払い

現金のみ(先払い)

 

駐車場

あり

 

愛知県津島市にある「森田屋」

 

土曜日の11時開店と同時に到着したのですが、すでに満席+5名待ち。
受付らしきところにお兄さんがいて、先に注文と支払いを済ませ、番号札をもらって待つシステム。

 

メニューはらーめん2種・やきめし2種

愛知県津島市にある「森田屋」

 

手書きのボードに書かれていました。

 

・らーめん 300円
・焼豚メン(数量限定 無くなり次第終了) 400円
・やきめし 200円
・やきめしロースビーフのせ(限定10食)400円

※ロースビーフと書かれていますが、ローストビーフのことのようです。

 

手作り感満載のお店

客席は、鉄パイプとブルーシートでできた空間です。
中には会議室の長机みたいなテーブルが向かい合わせに並べられ、取り囲むようにパイプ椅子10個がカウンター状に配置されています。
隣には、キャンプセットのような4人席もありました。

 

厨房は、可動範囲が1畳ほどのスペース!
その中で、お父さんが黙々とらーめんを茹で、中華鍋を振っていました。

 

この日は最高気温28度。
外に張られたテントの下で待つ私たちも、けっこう暑い……厨房の中はもっと暑いはずですが、お父さんは大丈夫でしょうか。

 

天井のレールでスーッと運ばれる!?ユニークな配膳スタイル

1時間ほど待って、ようやく席へ。
水はセルフ、そして運ばれてきたのは……天井から吊られた配膳トレー!

 

まるで蕎麦屋の出前で使う岡持ちのような構造で、手動でスーッと料理が移動してきます。お客さんが自分で受け取るスタイルで、ちょっと楽しい演出です。

 

愛知県津島市にある「森田屋」

 

トッピング用の紅生姜は、オモチャのトラックの荷台に入っていました。隣の人に回す時は、トラックをスッと動かして渡すようです。

 

透き通ったスープはクセになる味!300円らーめんの実力は?

3人で訪問したので、3パターンで頼んでみました。

 

愛知県津島市にある「森田屋」 ①「らーめん」と「やきめし」 合計500円

 

愛知県津島市にある「森田屋」 ②「焼豚メン」と「やきめし」 合計600円

 

愛知県津島市にある「森田屋」 ③「らーめん」と「やきめしロースビーフのせ」 合計700円

 

らーめんのスープは、たぶん鶏がらベースでつくられています。 透き通ったスープがとても綺麗で、あっさりした味なのに、ちゃんと旨みもあっておいしい!

 

愛知県津島市にある「森田屋」

 

やきめしは家庭的な味で、素朴な美味しさ。
ですが、300円らーめんのインパクトにはちょっと負けちゃうかも?
常連さんらしき方は、らーめん単品で頼まれていました。

 

トッピング対決では、ローストビーフ1枚200円vs.焼豚100円なら、焼豚の勝ちかな〜と思います。

 

らーめんもやきめしも小さめサイズなので、セットで頼んでも大丈夫です。
ちなみに、①のらーめんには小さな焼豚らしきものが乗っていたのですが、③には乗っていませんでした。

 

どちらが正解なのかはわかりませんが……私は③を頼んだので、①に“おまけ”がついていた、ということにしておきます。

 

なぜ、らーめんをつくるのか?

愛知県津島市にある「森田屋」

 

気候や天候によってお休みになるとのことですが、真夏はずっとお休みなのでしょうか?

 

また、狭い厨房の火のそばでずっと調理しているお父さんの体力も心配です。そして、のんびりペースの安い料金で利益は出ているのでしょうか?
勝手に色々心配してしまいます。

 

厨房の外に飾られていた額には、こんな言葉が―

 

「お金の欲は捨てなはれ…」

 

愛知県津島市にある「森田屋」

 

たしかにこの価格、この手間、お父さんの働きぶりを見ていると、「儲け」よりも「喜ばせたい」が勝っているように感じました。

 

お客さんの中には中学生くらいのグループがいくつかいて、受付のお兄さんと楽しそうに話していました。よく見ると、先程の額の横のスペースに「子供は国の宝」とも書かれています。

 

地域の学生さんたちが安心して通えるお店。 なんだか、今の時代にちょっと貴重な場所に思えました。

 

※価格などの情報は訪問当時のものです。

 

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