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産後に疲れや生理不順「出産の影響だろうな」え…?2人目妊活のときに病院で絶句。体調不良の原因は…

1人目を産んだあと、生理不順になったり体が疲れやすくなったりと、今までと違うと感じる場面がありました。産後のダメージやホルモンの乱れだと思っていましたし、産後は子育てに忙しい毎日を送っていたので、自分のことは後回しになっていたのですが……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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出産後の不調

2人目が欲しいタイミングでもまだ生理不順だったので婦人科を受診すると、血液検査でバセドウ病だと判明しました。体重が減っていましたが、産後だったのと忙しかったのとで気にしていませんでした。

 

やがて病院を受診後、投薬治療を始めました。数値はすぐに落ち着いたものの、妊活中も飲める薬に変えたところまた悪化してしまいました。結局、早めに2人目妊娠を希望していたので、甲状腺の全摘手術を受けることに。

 

手術後はすっかり体調がよくなり数値も落ち着き、術後半年で待望の第2子を授かり出産できました。産後の不調は出産の影響だと思ってしまいましたが、そうとは限らないと痛感。今後は何か異変を感じたら、早めに病院へ行こうと思った出来事です。

 

◇ ◇ ◇

 

バセドウ病とは甲状腺疾患の1つで、新陳代謝を活発にする働きを持つ甲状腺ホルモンが異常に多く分泌され、新陳代謝が過剰になる病気です。代表的な症状としては、甲状腺の肥大、眼球突出、頻脈などがあり、ほかにも動悸や多汗、体重減少、疲労感、手の震え、息切れなど、さまざまな症状があります。

 

バセドウ病と診断を受けても、甲状腺機能が安定していれば妊娠・出産は可能です。継続した治療が必要になるため、必ず医師に相談しましょう。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

著者:澤田 静佳/30代女性・主婦

9歳の息子と8歳の娘を育てる母。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

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