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「嫁き遅れのオバサンをもらってやった」10年交際した彼の態度が結婚後に豹変…暴かれた夫の悪行は

私はただ今40歳。とある会社で本部長を務めています。7歳年下の彼と10年付き合っていましたが、1年前に熱烈なプロポーズを受け、ついに結婚しました。ところが、愛情深くてやさしかった彼が結婚してから豹変してしまったのです。

 

あの愛情はどこへ…?

結婚前はやさしかった夫。しかし結婚後、彼の態度が一気に変わったような気が……。「今度の土日、久しぶりにどこかへ行こうよ!」と提案してみたのですが、「悪いけど、俺は疲れているんだ。行きたいならひとりで行けよ」と冷たい返事です。

 

さらに毎晩、「晩酌くらい用意しろ! つまみもな!」と命令してくるように。お酒が足りなくなると、「なら俺、飲みに行ってくる」とひとりで家を出ることも増えました。

 

そんなことが続いて数カ月。私は料理を頑張ったり、家でもおしゃれをしてみたりと努力もしたのですが、何の変化もありません。

 

挙句に、「あなた、私のことを邪険に扱うようになったよね」と問うと……。「え、気に入らないなら離婚する?」と鼻で笑うのです。ショックを受けた私は何も言い返せなくなり、深いモヤモヤを抱えたまま日々を過ごすことになりました。

 

ある日、夫が電話で「あぁ夫婦同伴の同窓会? 俺はひとりで行くよ」と話しているのを聞いてしまいました。彼への疑念は募るばかり。私は、その疑いをたしかめるべく、ついに夫を尾行する決意をしたのです。

 

同窓会会場へ

夫が向かった同窓会の会場は、とある居酒屋。外で私が思案していると、偶然通りかかったのは、なんと私の母でした。実は母、この街で知らない人がいないほどの情報網を有するベテラン主婦。いろいろないざこざの解決に貢献してきた功労者でもあるため、母が頼めば大抵のことは何とかなるのです。店長とも知り合いだったため、店内のカウンターに身を潜めさせてもらうことになりました。

 

夫の言動をこっそり観察した私たち。彼からは、想像を絶する裏切りの言葉が飛び出てきました。

 

「お前美人になったな~、同窓会2人で抜け出そうぜ。嫁はただの金ヅル、嫁き遅れのうるせぇババアだよ。バリキャリか何か知らないけど、稼ぎだけは良いからさ。それにこっちが少し声を荒らげれば、ちゃっちゃと料理や掃除をしてくれる家政婦みたいなもんだよ」

 

ひどすぎる発言の数々に、私は怒りと悲しみでいっぱいに。カウンターから飛び出し、怒鳴りつけたい衝動に駆られるも、母が「今は耐えなさい。それで私に任せておきな!」と肩を押さえたのです。

 

その夜、冷静になった私は、「もう夫とは終わりにしよう」と決意を固めました。

 

 

作戦決行

数日後に、母からの電話が鳴りました。「証拠がそろったよ! 離婚届は私が用意しておくからね」

 

そう。ついに決別の準備が整いました。かつて好きだった人の裏切りと愚かさを、証拠とともに暴いて、婚姻関係を終わらせるのです。

 

私は夫に、仕事で急な出張が入り、1週間は帰れないと伝えました。しかしそれは真っ赤なウソ。母と一緒に、夫の行きつけのバーへ向かったのです。そして知り合いのマスターにお願いし、居酒屋のときのようにカウンターの中に入って、隠れさせてもらいました。

 

すると……。なんと初日の夜から、予想通り夫がのこのこやって来ました。そして先にカウンター席に座っていた髪の長い女性の近くに座って、「急に呼び出したのに、来てくれてありがとう~」とデレデレし始めました。

 

数日後

「ここで1杯だけ飲んで、デートしに行こうぜ~。うち、しばらく嫁もいないから外泊も問題なし♪ マスター、ハイボールな!」

 

夫が上機嫌で女性の肩に手を回している間に、マスターがハイボールを用意。私はマスターからそのハイボールを受け取って、母と同時に立ち上がりました。「はい、どうぞ!」

 

「う、うわぁぁぁ!」と夫はビックリして、椅子からひっくり返ってしまいました。「な、何でお前がここに? お義母さんまで?」

 

夫は私に、行きつけのバーの場所や名前を一切教えてくれませんでしたが、母がすぐに突き止めたのです。それも、夫の顔写真1枚で。

 

さらに母が調査したら、夫の不倫情報が次から次へと、出るわ出るわ……。このバーに来た女性のほとんどをデートに誘っていたことを、マスターやなじみ客が証言済みでした。

 

母は強し!

「ふざけんな! 尾行とか調査とかプライバシー違反だぞ!」と逆ギレする夫に私は冷たく返しました。

 

「ふざけているのはあんたよ。私たち、法律に違反するような行為はしていません。知り合いにちょっと聞いただけでボロが出るような女漁りをしていたあんたが悪い。不貞の証拠もばっちりある。離婚しましょう。もちろん慰謝料は払ってね」

 

バーのマスターもお客も全員、白い目で夫を一瞥(いちべつ)。彼はブツブツ言いながらも、母が持ってきた離婚届にサインをし、私たちの離婚が成立したのでした。

 

慰謝料は、元夫はもちろん、複数いた不倫相手にも請求しました。私たちの離婚劇は会社でもすぐにウワサになり、彼は外を歩くだけで、後ろ指を指されるように。母は、元夫の写真をこの街に住むほとんどの奥様方や店員さんたちに見せて情報を集めたので、こうなったのも当然です。結果、彼はいづらくなって会社を自主退職し、どこかへ引っ越していきました。

 

一方の私は、相変わらずバリバリ働いています。むしろ、家事の負担が減った分、前以上に精が出ています。今回の件で私のために暗躍してくれた母には大感謝。もらった慰謝料で一緒に温泉旅行に行く予定です。

 

--------------

10年付き合って結婚したのに、妻を金づる扱いする夫……。こんなこともあるのですね。これ以上のヘビーな展開になる前にきっぱりと離婚できて、スッキリしたのではないでしょうか。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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