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両膝に悲鳴が!「立っているだけダイエット」を続けた結果、思いも寄らぬ事態に【体験談】

若いころと比べて全体的なシルエットが変わったことが気になる40代の私。基本的にはインドア派で、運動があまり得意でなく、恥ずかしながら体を動かす習慣がほとんどありません。そんな私ですが、仕事の内容が変わったことをきっかけに、たまたま知った「立つだけ」というダイエット法に挑戦しています。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師中村 光伸先生
光伸メディカルクリニック院長

医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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たった2週間で体に負ったダメージ

「立つだけ」ダイエットは、その名の通り、ただ立つ時間を増やすだけというダイエット法。ただ突っ立っているだけでなく、歩いたり何かにもたれたりしても良く、トータルで1日90分を目安に立っている時間を増やすというのが主なやり方です。

 

私は平日に1日4時間ほど立つ時間が増えたのですが、急に立っている時間が増えたことで膝に負担がかかり、ひどい膝の痛みに悩まされるようになりました。受診した結果、原因は筋力不足とのこと。最初の2週間は、週に2回の頻度で電気治療を受け、その後は様子を見ながら、痛みが増したら来るように言われました。

 

私は毎日両膝に病院で処方された湿布と、同じく病院でいただいたサポーターをして仕事を続けることに。それと並行して、病院で教えていただいた「膝の筋肉を鍛える体操」もなるべく毎日おこなうように心がけていました。体操と言っても、寝た状態での足首の上げ下げや、膝の上げ下ろしなど、1回20分ほどでできる比較的簡単なものだったので、負担なく続けることができました。

 

ふと気付いたらなくなっていた膝の痛み

サポーターは、最初は歩くのもつらい状況だったので、固定を目的としたマジックテープで止めるしっかりしたタイプのものでしたが、電気治療が終わった後は冷やさないことを目的とした厚手の筒タイプのものに変わりました。

 

正直なところ、電気治療は「温かくて気持ちが良いな」とは思いましたが、特に「効いた!」という実感はありませんでした。体操自体も、きついという感じはまったくなく、本当に効き目があるのかわかりませんでした。

 

それでも、サポーターが変わったのだから、少しずつは良くなっているのだろうと思い、湿布とサポーター、体操をする日々を繰り返していたところ、ある日ふと「そう言えば、最近膝の痛みがないかも」ということに気付きました。立っている時間が変わったわけではありません。それでも、毎日足を引きずるようにして歩いていたのが、いつの間にか普通に歩けるようになっており、ずっと立ちっぱなしでもいつの間にか膝の痛みを感じることがなくなっていました。病院に行ってから恐らく3週間から4週間ほどたったころだったと思います。

 

 

膝の痛みがなくなり、体脂肪率にも変化が

ふと気付いたら、あれほど痛かった膝の痛みがすっかりなくなっていた私。試しに湿布をせずに過ごしてみましたが特に変化はなく、次にサポーターを外して生活してみましたが痛みは起こりませんでした。もしかしたら、教えていただいた体操を続けたおかげで、自分の体重を支えられるだけの筋力がついたのかなと思っています。

 

それでも、また痛くなったら嫌だなという思いがあって、その後も1週間ほどは体操を続けていました。立つだけダイエットを始めてから2カ月ほどたち、久しぶりに体組成計に乗ってみることにしました。膝を痛める前は、数日に1回は乗っていたのですが、膝を痛めてしまってからは足を上げたりするのもつらかったり、足元がおぼつかないこともあったりしたため、一時的にしまっていたのです。

 

立つだけダイエットを始める前は体脂肪率が40%を超えており、2週間はほぼ変化がない状態だったのが最後。ドキドキしながら乗ってみると、体脂肪率は30%台前半になっていました。特に体型に変化を感じることはありませんでしたが、目に見えて数字が減ったのはとてもうれしかったです。

 

まとめ

両膝を痛めるというアクシデントがあり、一時はどうなるかと思いましたが、何とか痛みがなくなり本当によかったです。立つだけなんて簡単だと思っていただけに、思わぬ痛手でしたが、自分の状態を知る良いきっかけになりました。まだ「やや高い」に属する体脂肪率ですが、まだ当面は立つ時間が続きそうなので、膝の体操をこのまま続けてみようと思います。

 

また、理学療法士さんに勧められたように、体重の減少や体幹を鍛えることも視野に入れ、今回のように体を壊さないようにしながら少しずつ筋力を蓄えていきたいと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:小沢ゆう/40代女性。長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。

イラスト/sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

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