人間ドックは異常なし…胃腸の検査は必要?
それが50代になり、食べ過ぎたり、辛い物を食べたり、冷たい物を飲み過ぎた後におなかを壊しやすくなりました。昔と違うのは、腹痛とともに手足が冷たくなりしびれたり、腹痛とともに嘔吐したり、胃の痛みもあることでした。
先日受診した人間ドックでは、消化器系の異常はなかったのですが、最後の診察で医師にこの話をしたところ、「一度大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)をやってみたら?」とのこと。そういえば子どものクラスのお母さんで、大腸ポリープの手術をしたと言ってた人がいたことを思い出した私。そのときは検査してみようかなと考えていました。しかしそう思いつつも、下の子の卒入学もあり、季節の変わり目で花粉症や肌荒れ、ものもらいを患って通院しているうちに胃腸の検査のことはなんとなく後回しになっていました。
なぜ辛い物を食べてしまうのか
私は特に辛い物を食べたときに腹痛を起こすのですが、東南アジアに住んでいたこともあるわが家は、夫も息子たちも辛い物が大好き。「日本の辛口は全然辛くない」と、四川料理やチゲなど本場の味付けを好んで食べることが多いのです。
そして先日、スーパーで見つけた「四川風麻婆豆腐」を作って夕食にしました。一口食べて「意外と辛いな」と私が言うと、「全然辛くないよ?」と子どもたち。他のおかずをあまり作っていなかったので、おなかの心配をしつつ少しずつに分けて全部食べたのですが、不安は的中。嘔吐と腹痛の後、盛大におなかを下してトイレにこもることになってしまいました。いつもならトイレで出し切ると症状は治まっていましたが、その晩は腹痛が治まらず、眠れないまま翌朝も痛みが続いていました。
よろよろと消化器内科を受診
先日人間ドックで言われていたのに病院に行かなかったことを後悔しつつ、翌朝痛みを押して消化器内科を受診しました。診断の結果は「胃腸炎」。医師によると「嘔吐下痢があっても、原因がわかっている場合は胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)、大腸カメラは不要」とのことでした。大腸ポリープなどの大きな疾患ではなかったようでまずほっとしました。
そして今後は辛い物を控え、家族とは別の味付けにすること、食べ過ぎや飲み過ぎに気を付けること、もったいないからと言って全部食べてしまわないこと、などとアドバイスをいただきました。耳の痛い話です。そして胃腸の薬を複数もらって帰宅したのでした。
まとめ
のたうち回るような腹痛をきっかけに、気になりつつ後回しにしていた消化器内科を受診することに。思えばここ最近家族で食べ放題に行っても、私だけおなかを下していました。40代では大丈夫だったのに、中高生になった子どもと一緒になって食べていてはおなかを壊してしまうのです。それだけ消化器官も年を取ったということなのでしょうか。この経験から、50代はほどほどに、無理をせずにおいしいものを食べるようにしよう、と決意したのでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:フジイノゾミ/小学生と中学生の子どもを育てる主婦。日々成長する子どもたちと反比例して、年々体力の衰えを実感している。40代半ばからの体の不調に向き合いながら、これから迎える50代を模索中。
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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