広がるじんましんに、戸惑いと不安
じんましんを見つけてすぐ、あれよあれよという間に体中に広がっていきました。膝、背中、おなか、腕、首。顔以外のあらゆる場所に症状が出たのです。一晩寝ればじんましんも引くだろうと思っていましたが、朝になっても赤みと違和感が残っていました。
かゆみは我慢できないほどではありません。でも、見た目にもどんどん広がっていくのが怖く感じました。食べ物のアレルギーでもないし、思い当たることもありません。
お風呂に入るとき、子どもに「お母さん、ボツボツできてるよ」と心配そうに言われても、「湯船に浸かってほてったかな?」と、軽く考えていました。しかし、なかなか消えないので皮膚科を受診することにしたのです。
薬との付き合いが始まった日々
じんましんが出て数日後、近所の皮膚科を受診。先生からは「じんましんは理由がはっきりしないことが多い。女性の40代は体調に変化の多い年齢です。でも、薬で対処できますから。じんましんは抑えることが大切なので、じんましんが出なくても薬を飲み続けるように」と説明されました。その日に薬を飲むとすぐに消え、それからも定期的に通院。半年間同じ薬を服用していました。
しかし、ある日またじんましんが出たのです。すぐに受診すると、先生が薬を変えてくれました。それが功を奏し、症状はスッと落ち着きました。
40代、体の変化を受け入れるということ
思い返せば、40歳を過ぎたあたりから体の変化を感じるようになっていました。疲れやすくなったり、肌が敏感になったり。これまでなら何ともなかったことに、体が反応するようになったのです。「若いころとは違う」ということを、今回のじんましんでまざまざと実感しました。
まとめ
この経験を通して感じたのは、「薬を飲み続けていること」への不安と、でも「薬があるから安心して日常を送れる」という心強さ。以前は「ずっと薬に頼るなんて嫌だな」とネガティブに捉えていました。でも今は、「薬は自分を助けてくれる」と割り切れるようになりました。生活の面では、お酒を控えるようになり、少しでも異変があれば早めに通院するようにしています。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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