記事サムネイル画像

「夜中に2度も目覚めてしまう」夜間頻尿に悩む40代の私。医師が告げた意外だった原因に驚き

45歳を過ぎたころから、夜中にトイレで目が覚めることが増えました。もともと冷え性であったこともあり、原因は冷えだろうとあまり気にしていませんでした。しかし、毎日のように続く夜中のトイレで、必ず2度は目が覚める状況に。ただでさえ更年期症状なのか体力の衰えから来るものなのか、はっきりしない慢性的な疲労感にさいなまれる毎日。夜間頻尿による精神的苦痛はどんどん深刻化していきました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生
くぼたクリニック松戸五香院長

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

 

万全な冷え対策もまったく成果なし!

もともとコーヒーが大好きな私。妊娠中はノンカフェインにしたりミルク多めのカフェオレにして1日1杯に抑えたりしていたものの、授乳が終わり職場復帰とともに水分補給はほぼコーヒーになるほど飲む回数が増えました。コーヒーの飲み過ぎは冷えの原因になるようですが、なかなかセーブできずにいました。

 

そんな中、突然やってくる尿意に恐怖を覚え出した45歳の冬。朝9時から17時までの仕事中、その日トイレに立ったのはなんと7回! 極端に寒い日というわけでもなく、むしろ羽織っていたカーディガンを脱ぐくらいの室内温度。ただ、まぁこんな日もあるかくらいの気持ちでいました。

 

しかしある日、会議前にしっかり用を足したはずなのに20分経過したころ再び尿意が……。しかも耐え難い猛烈な尿意で自分の顔がどんどん青ざめていくのがわかりました。断りを入れてトイレに立とうも、ここまで我慢の限界が来ると立ち上がれず。おりものシートをしていなかったら尿漏れがバレて、退職を考えなければならない状況に陥っていたと思います。

 

そんな尿意サバイバルは日に日に私の深刻な悩みへと変化していき、就寝中にも襲ってくるようになりました。それからは、さすがにコーヒーは控えるように。昼食後にカップ1杯だけで温かい白湯やハーブティーに替えました。冷え対策も万全にし、首という字が付く部位は特に冷えないよう気を付けました。夜中は湯たんぽに冷えとりソックス、ネックウォーマーと上から下まで完全防備。夕食後の水分はほとんどとらず寝る直前にトイレへ。そのサイクルを習慣づけました。

 

しかし、まったく成果はなく、夜中に2回は尿意で目が覚めました

 

もしかして過活動膀胱? それとも…

なぜ? こんなに水分調節も冷え対策も万全にしているのに。45歳という年齢はこういうものなのかとため息をつく日々。夜中に2回も目が覚めると朝が起きれなくなり、日中も眠気を感じるようになりました。睡眠が人間によって一番大事とはよく言ったもので、集中力が低下し、ちょっとしたことでイライラ。夕食を食べ終えると睡魔に襲われ子どもより早く寝てしまうような生活に。夜間頻尿をきっかけに更年期障害のような症状が一気に加速したのです。

 

心配した夫がいろいろネット検索したところ、私の症状は過活動膀胱という泌尿器系の疾患ではないかとのこと。これまで健診や婦人科系以外の体調不良は自然治癒力と生活習慣の見直し、プラス漢方薬という組み合わせでなんとか症状を緩和してきた私。今回も更年期障害の一症状だと高をくくっていたのです。しかし、あのつらい夜間頻尿から1日でも早く解放されたいと、早速知人に紹介してもらった近くの泌尿器科を受診しました。

 

私の受診した泌尿器科は漢方処方もしてくれるので、ストレスや更年期障害が原因の場合でも安心して診察を受けられるというメリットを感じていました。まずはチェックシートのような用紙に記入。その後、問診で詳しい症状を聞かれました。私の場合、突然の尿意で失禁することはなく、くしゃみなど腹圧がかかる際に尿漏れがあるわけでもありません。尿検査や念のためエコーもしましたが、腎機能の数値はまったく異常なし。エコーでも特に腎臓や膀胱に気になる所見は見られませんでした。

 

一連の診察が終了し、頻尿は更年期障害の一症状として「当帰芍薬散」(とうきしゃくやくさん)が処方されることに。その後、骨盤底筋群を鍛える方法を記した紙を渡され看護師さんに指導を受けました。帰り際、先生がおもむろに「脚、むくんでないか?」と話しかけてきました。たしかにむくみ気味で、特に夕方からはぱんぱん。就寝前にふくらはぎのマッサージもするようアドバイスがありました。

 

 

ふくらはぎのむくみが原因の一つだった!

受診から2週間経過し、その間欠かさず骨盤底筋の体操をおこない、漢方を服用。運動不足を感じていたので良い機会だと家の中でできる階段の上り下りを始め、体が軽く日中の尿意も少し回数が減ったようにも感じました。しかし、肝心の夜間頻尿にはいまひとつでした。

 

そこで、私はふくらはぎのマッサージをすっかり忘れていることに気付きました。夕食後の眠気はひどいままで、マッサージの時間を確保することができずにいたのです。そんなある日、階段の上り下りに加えつま先立ち歩きを始めたところ、翌日ふくらはぎがかなりの筋肉痛に。たまらず夫にマッサージをしてもらいました。

 

そのおかげで血行が良くなり、足の先までぽかぽかに。その日は朝までぐっすり。運動のおかげもあったのでしょうが、マッサージの成果を実感したので、自分でも気が付いたらふくらはぎをもみほぐすような習慣がつき始めました。

 

するとどうでしょう! なんと夜中にトイレで起きる回数がランダムに減ってきたんです。もちろん漢方や骨盤底筋の体操のおかげもあるのでしょうが、ふくらはぎのマッサージに明らかな手応えを感じます。以前は夕方以降、脚がむくんでいることによるヒリヒリとした痛みに悩まされるときもありましたが、ふくらはぎをマッサージすることでだいぶ改善してきました。夜間頻尿も頻尿とまではいかず、日によって1回夜中に目が覚める程度に。

 

あのとき泌尿器科の先生が脚のむくみに気付いてくれなかったら……。先生の言うことだから安心感もあり、もっと早くに受診しておけばよかったと顧みる毎日です。

 

まとめ

夜間頻尿は十分な睡眠が取れないため、日常生活にさまざまな悪影響を及ぼします。なかなか他人にも打ち明けられる悩みでもなく、何が原因かも判然としませんでした。そのため自己判断で市販薬を買ったり、外出がおっくうになってストレスがたまったりと大変でした。

 

私はもともとむくみやすい体質だったのでふくらはぎをマッサージすることで夜間頻尿の改善はもちろん、夕方以降のむくみによるヒリヒリ感に悩まされることはなくなりました。今回の経験から、夜間頻尿には冷えや水分のとりすぎだけでなく、むくみも関わっているという発見がありました。更年期障害が自己判断で悩むよりも、日常生活に支障が出始めら、早めに専門機関に相談することの重要性を痛感しています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:東山陶子/40代女性・キャリアコンサルタント。30歳で結婚し長い間子宝に恵まれず出産を諦めていた矢先、漢方と岩盤浴、生姜紅茶で平熱が上がり第1子妊娠。それまでの不妊がうそのように勢いづいて年子で第2子も出産。現在、更年期真っ盛りで小学生2人の子育てに奮闘中。

イラスト/塩り

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP