自分勝手な夫の行動
旅行初日は北イタリアの都市からスタートし、ガイドさんの案内で街を歩いていたときのことでした。
突然、耳につけていたインカムから「ご主人! 私から離れないでください!」という声が飛び込んできて、驚いて周囲を見渡すと、そこに夫の姿はありませんでした。慌てて探すと、夫はのんびりと戻ってきて、「建物を正面から撮りたかったんだよね」と、何事もなかったかのように笑っていました。
空気も読めない夫に幻滅
そのとき、ガイドさんやツアーの他の参加者からの視線が冷たかったのを、彼はまるで気にしていないようでした。
実はこうしたことは一度きりではなく、新婚旅行の間に何度も繰り返されたのです。私はあきれるばかりで、「まさかここまで集団行動ができない人だったとは」と、心の中がスッと冷えていくのを感じました。
夫に対して何も感じなくなった
あれから年月がたち、夫はさらにマイペースに、そして私の常識では測れない方向に変わっていっています。新婚旅行のときの「集団行動が苦手」なんて、今思えばまだかわいらしいものでした。
今では、彼に対して冷めることも期待することもなくなりました。
まとめ
人は皆、自分の常識で世界を見ていて、わかり合えないこともある……。いつからか、そう実感するようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本花子/30代女性・主婦
イラスト/きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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