出産は想像以上に苦しく、疲れ果てたわかなさん。しかし、休む暇もなく、看護師に声をかけられます。
初めての授乳で苦戦
お母さんが赤ちゃんを産んで、最初に出るお乳のことを「初乳」といいます。成乳(生後7日~10日ごろ以降の母乳のこと)と比べて黄色みがかったクリーム色で、とろりとしています。消化しやすいタンパク質を多く含み、とても栄養価が高いのが特徴です。また、免疫グロブリンを多く含み、赤ちゃんの免疫機能を高めるのに役立ちます。赤ちゃんが生まれたらまずは初乳を飲ませることが大切です。
しかし、初乳の授乳がうまくいかないわかなさんは、看護師さんにダメ出しされ、母親としての自覚を持つよう激励されます。寝不足でフラフラのなか頑張るわかなさんですが、泣くばかりで飲んでくれないゆうりちゃんに対し、次第に苛立ちが募ります。
▼出産で疲れきった体にむち打つように「今日から母親なんだから」と言われ、泣いているわが子を前に、わかなさんは追い詰められてしまいます。
初めての出産は、分からないことばかりで不安が大きいもの。だからこそ、看護師さんには、わかなさんの戸惑いやつらさに寄り添うようなフォローをしてほしかったですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
-
前の話を読む2話
娘を愛せない母親「母性がない私は異常なの?」幸せそうな親子に胸が痛んで #アンタなんて大キライ 2
-
最初から読む1話
待望の赤ちゃんを愛せない「憎くておかしくなりそう」母親は娘を睨みつけて… #アンタなんて大キライ 1