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「出禁!二度と来るな!」出産中、激痛で研修医を罵倒してしまった私→あとで知った“危険すぎる出産”…実は!

1人目出産時、「初産は時間がかかる」「予定日は超えやすい」などと聞いていたのですが、まさかの37週で破水!破水から3時間というスピード出産でした。しかし、決して安産だとは言えず……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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初産なのにまさかのスピード出産!その裏には……

初産だったため、この陣痛が3日とか続くの?と思いドキドキしましたが、実際は子宮破裂レベルの子宮収縮と非常に危険な状態でのスピード出産だったということを後から知りました。前日には友人と食事に行っていたのでまさかこんなことになるなんて……と予想外の出産でした。

 

あまりのスピード進行に心も体も追いついていかない上、総合病院だったため、研修医が担当してくれたのですが、私が痛みでパニックになってしまい研修医の先生の問いかけにも「痛い」「もう無理!」としか答えられず……。研修医の先生は何度も私に優しい言葉をかけてくれたのですが、最後には「痛いのは分かりましたから、内診させてくださいね」「無理じゃなくて、内診しないと分かんないから早く上向いて」と研修医の先生を困らせてしまいました。極限だった私は「お前、出禁!二度と来るな!!お前の診療を拒否する!!」と陣痛室で怒ってしまいました。

 

極限状態だったとはいえ、研修医の先生にはなんてひどいことを言ってしまったんだ……と反省しています。無事に出産したことは今では貴重な思い出です。

 

◇ ◇ ◇

 

今回のママのエピソードにある「子宮破裂レベルの子宮収縮」は、「過強陣痛(かきょうじんつう)」という症状の可能性があります。「過強陣痛(かきょうじんつう)」は、通常よりも子宮の収縮が強すぎたり、間隔が短すぎたりすることで、お産が急激に進む一方、母体や胎児に大きな負担がかかる可能性があります。

 

とくに以下のような人は、過強陣痛になりやすい傾向があるといわれています

 

・子宮収縮薬(陣痛促進剤)を使用している場合

・胎児が大きい、または多胎妊娠(双子など)の場合

・赤ちゃんの大きさと骨盤の大きさが合わない場合(児頭骨盤不均衡)

・体質的に子宮の反応が強い人

・初産でも体の準備が整っていて、急激に子宮口が開いたケース

 

初めての出産でも今回のママのようなスピード出産になることも。どのような分娩進行になってもスムーズに分娩施設に行けるように、シミュレーションをしておくとよさそうですね。

 

著者:天月レイナ/30代女性・会社員/超おてんば3歳娘、おっとり5歳息子の母。3人目を妊娠中。

 

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

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