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第2子出産の私に義母「また女の子?そんな嫁はいらない!」⇒夫と義父に一部始終を伝えた結果、義母が

私は現在、第2子を妊娠中。まだまだ元気な義両親の近くに住んでいます。産休までにはまだ日があるため、長女が熱を出したときなどは、義実家に預かってもらうこともしばしば。できれば、義両親とは仲良くやっていきたいと思っているのですが……。

義父は子ども好きで、反対に義母はあまり子どもが得意ではないタイプ。そのため、娘を義実家に預けると、主に義父が相手をしてくれます。

 

義母から性別を聞かれ答えると…まさかの返答が!

ある日、預けた娘を迎えに義実家を訪れると、義母から「2人目の性別はわかったの?」と尋ねられました。夫と相談して性別を聞かないことにしたと伝えると、義母は驚いた様子で「なんでよ?」と問い詰めてきて……。夫が「性別はどちらでもいいし、生まれるまでの楽しみにしたい」と言っていたこと、そして私も同じ気持ちだと説明。

 

すると義母は「じゃあ、私たちも生まれるまで性別を教えてもらえないのね」と言い、私が「すみません」と謝ると、「1人目は女の子だったから、きっと2人目は男の子ね。だってあなたの親族で男の子を産んでない人はいないでしょ?」と一方的に決めつけてきました。さらに自信ありげにこう続けたのです。「だからきっと次は男よ。男がいないと家が絶えちゃうじゃない」と――。

 

私は思わず「娘のことはきらいなんですか……?」と尋ねました。すると義母は、「きらいではないけれど、跡継ぎにならない孫には正直興味がないのよね」と言い放ち、さらに「だから次は絶対に男の子を産んでね」と続けました。「それは私が決められることではないので……」と困惑しながら答えると、義母は「姑の期待に応えるのが嫁の務めでしょ!」と強い口調で言ってきます。

 

さらに義母は、私が料理が得意ではないことをわざわざ指摘してきました。「夫も息子も、あなたのことを褒めすぎよね。料理なんてほとんどできないくせに」と言われ、そろそろ帰ろうとしたところ、「2人目も生まれるんだし、産休中に家事の腕を磨いておきなさいよ」「息子のほうが料理が得意だからって、甘えないでちょうだい!」と言葉を重ねてきました。

 

第2子の性別は女。義母に報告したところ…!

5カ月後、私は予定日より3日早く第2子を出産しました。義母に連絡すると……。

「無事に産まれました!」
「元気な女の子です!」

性別を伝えると、義母からは「おめでとう!」の言葉もなく、まさかの返事が返ってきました。

「えっ、2人目も女の子?」

「そんな嫁はいらない!息子と離婚して!」

 

娘を否定するような言葉、そして離婚を突きつけられ、私は大きなショックを受けました。「夫も喜んでくれていますし、先ほどお義父さんにも連絡しましたが、とても喜んでくれました」と伝えましたが、義母は聞く耳を持ちません。「家の存続のためには男が必要なのよ」と、一方的に“家のためには男”という考えを押し付けてくるのです。


「嫁の役目も果たせない役立たずなんて、うちには必要ないのよ」心ない言葉の数々に、私は深く傷つきました。――しかしその瞬間、心の中である決意が固まったのです。「そうですか……だったら、もう結構です」私の返答に、義母は「は?」と戸惑った様子。私ははっきりと告げました。「娘を否定するようなことは、絶対に許せません。もうお会いすることはありません」。

 

「あら、離婚するなら子どもは連れて行ってね? 息子には再婚してもらえばいいだけなんだから、さっさと消えなさい!」「新しいお嫁さんとの間に子どもができたら、きっと男が産まれるだろうしね」と言ってきたのです。

 

 

義母の“ある行動”が明らかに!そして義父は…

数日後、義母から焦った様子で電話がかかってきました。「ねぇ!夫と息子と連絡が取れないの!夫は帰ってこないし……。あなたから連絡して!!」と、どうやら連絡しても返信がなく、困惑しているようでした。私は、「ちょうど今、お義父さんと夫が病院に到着したところですよ」と落ち着いて伝えました。彼らは長女を連れて、生まれたばかりの次女のお見舞いに来てくれたのです。

 

そして私は、義母からの電話に出ないことや家に帰らないことについて、義父があえてそうしているのだと伝えました。義母が「どうしてそんなこと……」と理由を尋ねるので、私は義父の言葉をそのまま伝えました。「嫁にひどい言葉を投げつけるようなやつとは一緒にいられない。我慢の限界だ」と――。その言葉に、義母は激しく動揺し、「なんでよ?!しかも、こんな突然……」と声を荒らげます。なので、私は静かに答えました。「突然じゃありません。お義父さんはずっと前から、お義母さんに対して強い憤りを感じていたんです」

 

私は、義母が散財していること、そしてその浪費によって貯金が大きく減っている事実を伝えました。義母は「浪費っていうほどお金は使ってないわよ」と反論してきましたが、私は冷静にこう返しました。「月に100万円以上使うのは、どう考えても浪費です」さらに私は、これまで義母が私に対して「家事をしろ」と口うるさく言っていたにもかかわらず、実際には自分が家事をせず、ほとんど義父に押し付けていたことについても指摘しました。

 

義母が言葉に詰まると、私は畳みかけるように言いました。今回、出産直後の私に心ない言葉を浴びせたことを義父が知り、ついに離婚を決意したのだと――。義母は動揺しながら、「そんな……だ、だって私は、ただ家のことを考えていただけなの!家を存続させるためには男の子が必要でしょ!?」と必死に訴えてきました。しかし私は、義父が放った痛烈な一言を静かに伝えました。「昭和じゃあるまいし、性別がなんだっていうんだ。子どもは宝だよ」

 

義母が言葉を失ったそのとき、私は静かにこう告げました。「お義母さんが干渉しなくなるのなら、私は安心して自宅に戻れます」

 

義両親が離婚。義母からの連絡に私は…!

ある日、予期せぬ相手から電話がかかってきました。それは、義母。「お願いだから許してよ……」と、今までに聞いたことのないような弱々しい声が聞こえてきます。

 

義母は困り果てた様子で、「離婚してアパートに引っ越したでしょ。お金もないし、おいしいものも食べられなくて、体調を壊しそうなのよ」と訴えてきました。延々と続く愚痴に「あのー、もういいですか? 娘2人の育児で忙しいんで、お義母さんの愚痴に付き合ってる暇ないんですよ」そう言って電話を切ろうとした瞬間、義母が慌てて「待って!」と叫びました。「だったら、私だって手伝うわよ!」――と。

 

しかし、私はきっぱりと断りました。「結構です。娘を否定した人には何も頼みませんから」すると義母は、必死な声で弁解を始めました。「あれは本心じゃなかったの!ただあなたに意地悪したくて言っただけで……」私が「意地悪?」と問い返すと、義母は続けて本音を語り始めました。

 

夫も義父も私を好いているのが気に入らなかったこと。私が来てから、自分だけが相手にされていないように感じ、置いていかれた気分になっていたこと。そして、私ばかりが優遇されているように思えて、腹立たしかったのだと。――そんなことを今さら言われても、もう遅いですよね。

 

その後、義母からの連絡はなくなり、今どのような暮らしをしているのかはわかりません。一方で、私は娘2人の育児に追われる毎日。ですが、夫と義父も積極的に関わってくれるので楽しく穏やかに過ごしています。

 

◇ ◇ ◇

 

性別で愛情をはかる考え方は受け入れ難いですよね。そして、嫁と姑という近い関係だからといって何を言ってもいいわけではなく……。夫と義父が味方となり、義母と距離を置けてよかったです。今後はストレスをためることなく、育児を楽しんでほしいですね。

 

【取材時期:2025年5月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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