記事サムネイル画像

「俺が作るよ!」と言う夫にゆかりおにぎりを頼んだら…「えっ!?どういうこと?」食べた私が言葉を失ったワケ

不妊治療を経て、待望の妊娠がわかったころのことです。夫婦ともども妊娠に大喜びでしたが、つわりが始まると私のメンタルは不安定になり食事もまともにとれず……。そんなとき、夫が作ってくれたおにぎりに驚かされることがありました。

 

箱入り息子

夫は結婚当初から家事が一切できない、いわゆる「箱入り息子」。このままでは私が病気になったり妊娠したりすると家事が回らず、苦労すると思い、心を鬼にして夫に家事を叩き込み……2年かけてひと通りの家事ができるようになりました。

 

つわりによる苦痛に襲われ…

不妊治療開始から6年後、妊娠が判明。「やっと俺の出番がきた。家事は俺がするから!」と宣言する夫。そして妊娠6週ごろ、切迫流産と診断され安静を余儀なくされたのですが、夫は宣言通りにほとんどの家事をしてくれました。

 

妊娠8週ごろにはつわりが始まり、私は食欲がなく冷たいものしか食べられなくなりました。また、においにも過敏になりお風呂の石鹸の香りも受け付けない、歯磨きのときに嗚咽してしまうなどのさまざまな症状に悩まされ、メンタルも不安定に。

 

 

おにぎりの正体

食べたいものが日々変わるなか、その日は「ゆかりおにぎり」が食べたかったので、夫に「作ってほしい」と頼みました。しかし、夫が作ってくれたのは……ただの白ごはんおにぎりだったのです。不思議に思いながらも、必死に作ったのだろうと思って食べると、「ガリッ」と音がしたと同時にむせてしまいました。なんと白ごはんおにぎりの中に、「具」としてゆかりが入っていたのです! 

 

私は言葉を失いました。しかし、私は具合が悪いうえに、夫が一生懸命作ったのだろうと思うと何も言えず、そのまま食べることに。体調が落ち着いたころ、ゆかりをごはんに混ぜ混むことを説明すると、夫は「混ぜるものだとは知らなかった」と言いました。

 

まさか、混ぜ込みふりかけの使用方法まで教えないといけないとは盲点でした。今となっては彼の珍エピソードの鉄板ネタとなっていて、話して笑わなかった人はいないくらいです。

 

 

その後も夫はいろいろなことをやらかしましたが、私のほうはつわりも落ち着き無事に男児を出産。彼の珍エピソードは、子どもが生まれ生活が180度変わった中、「クスッ」とするようなことから、大げんかに発展することまで毎日更新中です。ただ家事も育児もやる気は相当あるので、失敗から学んでどんどんスキルアップしています。いつかこのお話を子どもにしたいと思っています。

 

著者:滝 えいみ/30代女性/2024年生まれの男の子ママ。6歳年下の夫と息子の3人暮らし。職業は元看護師で現在は専業主婦。趣味は読書・ヨガ・コスメや美容の情報収集。ストレス発散方法はカラオケ。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む