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「お会計は…」店員さんの示す金額に違和感を覚えた直後…夫の一言でまさかの事実に気づき、顔面蒼白になったワケ

休日、ショッピングモール内のペットショップで、娘と一緒に愛犬のおやつやおもちゃを選んでいました。お気に入りのおもちゃを見つけた娘は「私が持つ!」と張り切って手に取り、私はそのまま他の商品を選びに行きました。レジで会計を済ませたその直後、思いもよらぬ事態に気づいたのです――。

 

会計でヒヤッとした理由

思ったよりも金額が安く、「あれ?」と違和感を覚えていたところ、夫が「もしかして、おもちゃが入ってないんじゃない?」と指摘。慌てて娘に確認すると、「なくさないように持ってた!」とカバンから未会計のおもちゃを取り出しました。

 

一瞬で全身の血の気が引き、頭が真っ白に。「これはまずい」と心の中で叫びながら、私は娘を真剣な表情で見つめました。娘には真剣に叱り、店員さんには何度も頭を下げるしかありませんでした。

 

店員さんは「ピッてしないと泥棒さんになっちゃうからね」と、やさしく声をかけてくださり、娘は涙を浮かべながら、しょんぼりとうつむいて反省の色を見せていました。胸が凍るような、そして今でも忘れられない出来事です。

 

 

この出来事は、娘に悪気があったわけではなく、「なくさないように」という気持ちからの行動でした。私もその場では感情のままに叱ってしまいましたが、それでは本当に伝えたいことが伝わらないと痛感。帰宅後、気持ちを落ち着けてから娘と向き合いました。帰宅後に娘に改めて話をすることに。

 

「お店のものは、お金を払ってからでないと持って帰れないこと」「カバンに入れると、店員さんが気づけなくて『こっそり持ち帰ろうとしている』と思われてしまうこと」を伝え、「だから次からは、持ちたいものもかごに入れて買おうね」と話すと、娘なりに納得してくれたようで、その後は同じことを繰り返すことはありませんでした。


子どもにとっては悪気のない行動でも、それをどう教えるかは親の責任。今回の出来事を通じて、伝え方の大切さを改めて学ぶことができました。

 

著者:笹倉千里/20代女性/愛犬3匹と5歳の娘を育てる会社員の再婚母。趣味は映画鑑賞。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

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