記事サムネイル画像

「どうしよう…」気温38度、灼熱の真夏日にママ友宅へ→意地悪じゃないけど…困惑したおもてなしとは

ある夏の日のことです。息子が4歳半のころ、近所のママ友の家に、息子と一緒に遊びに行くことになりました。初めて遊びに行かせてもらうので、お菓子を持ってお邪魔したのですが……。

 

ママ友の気遣いに私も気を遣って…

息子用と自分用の水筒を持って、いざ出発。この日は真夏日で、外は38度という異常な気温でした。歩いて10分ほどの距離でしたが、息子が何度も道草して立ち止まるため、水筒の減りも激しく、汗でびしょびしょになりながらママ友の家へ向かいました。

 

笑顔で私たちを迎え入れてくれたママ友は、「お茶でも飲んで〜」と言いながらミルクティーを出してくれたのですが、なんとミルクティーはあっつあつのホット。「夏でも体冷やしちゃダメだからね~」と言いながら、出してくれました。

 

息子には冷たいオレンジジュースを出してくれたのですが、私は「冷たい飲み物をちょうだい」と言い出すことも、自分の水筒を飲むのも失礼かと思い……。

 

 

せっかく出してくれたので、ママ友と一緒にホットミルクティーを飲みながら、おしゃべりを楽しみました。

 

意地悪をされたわけではないし、ママ友が気遣ってくれたことはうれしかったのですが、やはりどうしても暑くて……。しばらく経ってから結局、息子の道草に付き合うのが暑くて大変だったという話をして、私は「水筒飲むね!」と宣言し、水筒の中身を一気に飲み干しました。

 

そんな私を見て「あ! そうだったの!? 言ってよもう〜」と笑いながら冷たい麦茶を出してくれたママ友。今思えば、初めから正直に話せばよかったと思いますが、あのときは失礼かも? と思ってしまって、なかなか言い出せなかったのです。

 

その後、誰かの家にお邪魔するときは、お菓子ではなく、カフェでテイクアウトした飲み物を持っていくことが増えました。数人で集まるときはお菓子ばかりにならないし、限定ドリンクなども喜ばれるし、事前に飲みたいものを聞けば迷惑にもならないので、私の中でお土産は飲み物が定番となりました。

 

 

著者:蒼井蓮/20代・女性・事務員。男の子1人を育てる母。修理工場に事務員として勤務。

イラスト:マキノ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP