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寝込んだ妻を気づかわない夫「家事はお母さんの仕事だから」家事をしない夫の思わぬ真意に驚き

ある日、激しい片頭痛で夕食の片付けができずに寝込んでしまった私。普段から家事に積極的ではない夫は、私のことは気にせずスマホゲームを楽しんだ後、就寝してしまいました。私はなんとか片付けようとしますが、頭痛で思うように進みませんでした。そんな状況を目にした息子が夫を一喝! 息子に促され、その日は何とか手伝ってくれた夫でしたが、後日、なぜ家事を嫌がるのか夫にただすと、思いも寄らない理由を口にしたのです。

 

頭痛で寝込んでいるのに気にせずゲームに熱中

私は、パートをしながら夫と息子の3人で暮らしている40代の主婦です。共働きの家庭ですが、夫は家事を積極的にするタイプではありません。それでも、毎日、仕事を頑張ってくれているのだからと、特に指摘しないで過ごしていました。

 

ただ、片頭痛持ちの私は、月に2~3日体調が優れないことがあり、夕飯準備が終わるとリビングで寝込んでしまうことがあります。少し休めば良くなるので、症状が落ち着いてから食器の後片付けなどの家事をしていました。

 

しかし、ある日、いつもより頭痛が重く、仮眠を取っても回復せず、ずっとリビングで寝込むことに。ところが、夫は気にかけることなく、スマホゲームに夢中。深夜0時ごろになって、ようやく「俺はもう寝るけど、そっちも寝室で寝たら?」と声をかけてきました。

 

私は、片頭痛がひどいけれど、朝食やお弁当の準備もあるから、片付けを済ませて寝ると答えました。夫は「そっか。まぁ、どうしても今日片付けたいならそうしたら」とだけ言い残し、寝室へ行ってしまったのです。

 

痛みに耐えながら後片付け。見かねた息子は…

正直、頭痛で苦しんでいる私を心配して少しは後片付けを手伝ってくれるかなと期待しました。でも、夫はこれまでも、たとえ私の体調が悪くても、まったく手伝う素振りはありませんでした。

 

ズキズキとした頭痛が続く中、なんとか起き上がって食器の片付けを始める私。そのとき、ちょうどトイレに起きてきた息子が台所の明かりがついているのを不審に思い、様子を見にやってきました。

 

「お母さん、こんな遅い時間にどうしたの?」と息子が心配そうに尋ねました。私は頭痛で寝込んでいたけど、後片付けがまだ終わってないから、と伝えました。話を聞くやいなや、息子は夫が寝ている寝室へ走っていきました。

 

 

「なぜ手伝ってくれないの?」夫に尋ねると…

寝室に入ると、息子は「お父さん! どうして、食器の片付けを手伝わないの? お母さん、とてもつらそうにしてるよ! 今から2人で手伝おうよ!」と夫に訴えました。

 

しかし、「家事はお母さんの仕事だから任せておけば大丈夫だよ」と言って再び寝ようとする夫。息子は「お父さんが体調悪いときは、お母さんはいつも看病してくれるよね。なんでお母さんが具合悪いときは助けてあげないの!」と強めの口調で必死に詰め寄りました。普段温厚な息子の鬼気迫る訴えに、ようやく夫も起き上がり息子と2人で台所へ。息子は「お父さんと一緒に片付けをしておくから、お母さんは寝室で休んで」と言い、夫と片付け始めました。

 

次の日、私は、夫に昨日のお礼を言い、息子に言われるまで片付けをしなかった理由を聞いてみることに。すると、夫は「前に手伝ったときに食器の洗い方や片付ける場所のことで文句を言われたから、また何か言われるのが嫌だったんだ」と、ばつが悪そうな表情を浮かべました。

 

たしかに、以前片付けを手伝ってくれた際に、食器の洗い方や片付け場所は次回からはこうしてと注文したことがありました。よもや、そのことが夫のネックになっていたとは、思いも寄りませんでした。

 

まとめ

私の体調が悪いときは、こちらからお願いしなくても家事を手伝ってほしいと常に思っていて、なかなか応じてくれない夫に正直不満もありました。でも、夫が家事を手伝わないのは、手伝えば文句を言われるからだとは、考えもしませんでした。良かれと思ってした家事への注文やアドバイスも、夫にとっては文句に聞こえ、家事へのやる気を失ってしまったのでしょう。当然かもしれないと、私も大いに反省しました。

 

次からは、家事をしてくれた夫への感謝の気持ちを大切にし、こうしてほしいという要望は文句に聞こえないように注意しながら伝えようと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:斉藤 知子/2012年生まれの一人息子を育てながらパート勤務をしている主婦。息子と一緒にメダカを飼育しており、卵から育てた稚魚を眺めることが最近の一番の癒し。

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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