運動不足解消のために屋外の仕事に応募
私は普段在宅で仕事をしているのですが、運動不足が気になっていました。ウォーキングやストレッチなど気が向いたときにやってみるものの、継続が難しくどうしたものかと考えていたとき、アルバイトの登録をしている会社で、屋外のチラシ配布の仕事を見つけました。家から電車で1時間の場所で、昼間1時間程度の作業。良い運動になるのでは? と、軽い気持ちで応募しました。
初めて仕事をした日は気温20度前後と肌寒く、暑さは感じなかったものの、1時間の屋外での立ち仕事で足がパンパンになり、思ったより疲れてしまいました。とはいえ週2回くらいなら良い運動になりそうだと思い、続けることにしました。
始まりは喉の痛みから
ところが翌朝、喉にかすかな違和感が。ちょうど下の子が喉の風邪をひいていたので、うつってしまったようです。前日にチラシ配布の仕事をしたときも肌寒く、半袖1枚で出てきたことを後悔したのですが、それも原因だったのかもしれません。
その日から風邪薬と喉スプレーでなんとか治そうとしましたが、週末は38度まで熱が上がってしまいました。翌日には解熱しましたが、せきと鼻水が続きました。そして、次の稼働日前日。まだ万全ではないものの、せきも治まり仕事には行けそうでした。気になったのが、稼働日の予想最高気温が34度という天気予報。2025年一番の暑さ予想で、屋外作業に不安を感じました。
2025年最高気温の予報に不安を覚えつつ仕事に
不安を覚えつつ迎えた当日。ちょうど仕事をする14時ごろは、一番気温が高くなる時間帯で、6月と思えない蒸し暑さでした。日陰を探しつつ作業をしましたが、マスク着用だったのもいけなかったようです。30分ほどしたところで徐々に息苦しくなり、口元の汗が止まらなくなりました。
タオルでこまめに拭きながら水筒のミネラルウォーターを飲んでいたのですが、小休憩のときにはめまいがして、自分でもこれはまずいと感じ、木陰のベンチに腰を下ろしました。すると徐々に手足がしびれ、手の指が硬直して動かせなくなりました。めまいとしびれで座るのも困難になり、横になって治まるのを待ちましたが、起き上がることもできなくなりました。
すると通りがかりの若い外国人女性が具合の悪い私に気付いて、首元を冷やしてくれたり、しびれた手をマッサージしてくれました。日本語がほとんど話せないようでしたが、翻訳機を使って救急車を呼ぶか聞いてくれました。私は、意識ははっきりしていたので「それは大丈夫」とつたない英語で伝えました。彼女の持っていた凍らせたイオン飲料を飲ませてもらうと、症状はすぐに治まりました。彼女に症状が治まったこととお礼を言って、なんとか電車で帰宅しました。
その後2、3日は軽いめまいがして横になっていました。まだ風邪の治りかけで体力が戻っていないときに、急な暑さに体が対応できなかったようです。ミネラルウォーターだけを飲んでいたので塩分不足になったのかもしれません。助けてくれた女性からもらったイオン飲料を飲んで、明らかに体調が回復していくのを感じ、「電解質(ナトリウム・カリウム・マグネシウムなど)も大切なんだ」と実感しました。
まとめ
今回、人生で初めて屋外で倒れてしまい、情けないやら申し訳ないやらで自分の認識の甘さを反省しました。また、声をかけてくれた外国人女性の行動に感謝し、そのような状況で自分だったらすぐに動けただろうかと、自分自身にも問いかける出来事となりました。年とともに体力も衰えているのでしょう。2025年の夏は基礎体力の向上と熱中症対策に、今まで以上に気を付けようと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:フジイノゾミ/小学生と中学生の子どもを育てる主婦。日々成長する子どもたちと反比例して、年々体力の衰えを実感している。40代半ばからの体の不調に向き合いながら、これから迎える50代を模索中。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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