妊娠3カ月から妊娠線ケア
妊娠がわかった妊娠3カ月のころ、私はインターネットで妊娠線について調べました。妊娠線は皮膚が急激に伸びることで皮膚の繊維が裂けてしまうためにできる、乾燥していると皮膚の柔軟性が低下してできやすくなるということがわかりました。
私はさっそく妊娠線予防のためのクリームを購入し、毎日お風呂上がりの皮膚が柔らかいときにクリームを塗りました。この時期はまだそれほどおなかは目立ちませんでしたが、予防のためと思い臨月まで毎日クリームを塗り続けました。
臨月には腹囲100cm!
妊娠中期ごろからどんどんおなかは大きくなり、毎回健診のときには「赤ちゃん大きめですね」「立派なおなかですね」と言われていました。私は「赤ちゃんもおなかも大きめなのか」程度にしか思っていなかったのですが、ついに出産日を間近に控えた健診日、赤ちゃんの推定体重は3,800g、私の腹囲は100cmにもなっていました。
さすがに私も推定体重と腹囲の大きさに驚きました。しかし、おなかには目立った妊娠線はなく、夫にも確認してもらいましたが妊娠線はできてないようで、ひとまず安心しました。
産後1カ月でおなかは元通り
生まれてきた赤ちゃんは推定体重+500gの4,300g越えのビッグベビーでした。
4,300gの赤ちゃんを守っていた私のおなかは、役目を終えて悲しい姿になっていました。おなかの皮膚は伸びきっていてタプタプ、急激に縮んだためシワシワになっていました。やはり毎日ケアをしていても元通りにはならないかと、かなりショックだったのを覚えています。しかし、妊娠線予防のクリームがまだ少し余っており、捨てるのももったいないため、それを気持ち程度におなかに塗っていました。
産後1カ月ごろにクリームがなくなりました。そのころにはタプタプ、シワシワの皮膚は張りを取り戻しており、よく見ると妊娠線もなかったのです。クリームのおかげかはわかりませんが、1カ月かけて妊娠前のきれいなおなかに戻ることができました。2人目を妊娠することがあれば、そのときもしっかりと妊娠線ケアをしていきたいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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作画/Michika
監修/助産師 松田玲子
著者:塚田さき
0歳男児の母。普段は作業療法士として訪問看護ステーションで勤務、現在産休中。自身の体験をもとに、主に体験談を中心に執筆している。