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更年期を迎えて急増した爪トラブル。ネイルトリートメントとの出合いから始まった50代、美爪への道【体験談】

二枚爪から始まり、爪の凹凸や縦筋、折れる、欠けるといった爪トラブルに、更年期を迎えて以降、長く悩んできました。これも加齢によるものだから仕方がない……と諦めかけていた私が、50代からの「爪活習慣」についてお話しします。

 

自慢だった美爪が更年期を迎えて変化

私は若いころから爪が自慢でした。特別なお手入れはしなくても、爪だけは化粧品売り場に並ぶネイルチップさながらに大きくて細長く、色も血色の良いピンク色。学生時代も、働き始めても、ママになってからも、「モデルさんみたいだね」「ネイル映えするきれいな爪だね」とうらやましがられました。

 

ところが、40代になると二枚爪になることが増えました。もともと爪が薄いので、二枚爪になるとその部分がペコペコとやわらかくなり、ついに折れるように。剥がれた部分を切りそろえなければならず、次第にネイルも楽しめなくなってきました。

 

私が通う美容院にはネイリストがいて、相談してみると「爪は3層構造で、乾燥すると剥がれて二枚爪になりやすいんですよ」と教えてくれました。どうやら肌同様に、爪も年齢の影響で乾燥が進んでいるようでした。

 

そこで「爪切りを使うと剥がれやすいので、爪ヤスリで長さを整えるといいですよ」と勧められ、私は爪切りを封印。爪ヤスリを使うようになって、二枚爪も改善されていきました。

 

コロナ禍のアルコール消毒で爪がボロボロに

次の転機は、新型コロナの感染拡大とともにやってきました。どこへ行っても手に付けなければならないアルコール消毒液が、50代になってますます乾燥が進んだ私の爪に追い打ちをかけたのです。

 

再び二枚爪に悩まされるようになっただけでなく、今度は爪表面の縦筋や凸凹も目立ち始め、ささくれも頻繁に発生。爪先がボロボロと欠けることもあり、切りそろえるうちに深爪になって痛みが出ることもありました。

 

日常生活にも支障が現れ始めたので、私は爪の保護ネイルを買って塗ってみました。塗った直後は爪も強くきれいになるのですが、毎日家事をする手は爪先からすぐにネイルが取れて、また欠ける、の繰り返し。残ったネイルを落とすときに使う除光液も、実は乾燥の原因になると聞き、期待した結果は得られないまま、塗るのをやめてしまいました。

 

 

50代、本気のネイルケア始めます!

そんなとき、美容院で「ピッタリの商品がありますよ!」と紹介されたのが、爪を保護するだけでなく補強もしてくれるネイルトリートメントでした。これを毎日朝晩2回、爪によく塗り込みます。爪の内部まで浸透する保湿成分に加え、ボロボロの爪を補修するリペア成分と、欠けやすくなった爪を補強する成分が入っているそうで、塗り続けることで爪が強くなり、爪表面の凹凸や縦筋も改善されるというのです。

 

その商品は、10cmほどのチューブに入って、値段はちょっと豪華なママ友ランチくらい。私は即買いし、その夜からネイルトリートメントを始めました。

 

すると、1週間後には爪の血色が良くなり、1カ月たつと爪そのものが硬くしっかりしてきて、2カ月後には爪表面の縦筋が目立たなくなってきました。二枚爪もできにくくはなったものの、水仕事や庭仕事をするとまたできてしまい、完全には治りません。ネイリストにそう話すと、今度はネイルオイルの重ね塗りと指先のマッサージを勧められました。

 

こうして、朝晩3分の爪活習慣を続けること約半年。縦筋だけでなく凸凹も改善され、二枚爪もめったに現れなくなりました。血色も良く、爪そのものがやわらかな光沢を放っています。再び化粧品売り場のネイルチップのような爪を手に入れた私は、この夏、あえてネイルはせずに、健康的なすっぴん美爪を楽しむことにしました。

 

まとめ

50代を過ぎてから、メイクやネイルで華やかに飾るのではなく、もともと持っている体の素材を美しく健やかに保ちたい、と美容観が変わった私。何かでごまかすのではなく「すっぴんの爪そのものを健康にしてきれいを保つ」という考えの今回の爪活は、私のニーズにピタッとはまりました。これからも地道なネイルケアを続け、きれいな指先で年を重ねたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:あらた繭子/50代女性。1999年生まれの息子と2005年生まれの娘をもつフリーライター。長年にわたる無茶な仕事ぶりがたたり、満身創痍の身体にムチを打つ毎日。目下の癒やしは休日のガーデニングと深夜のKPOP動画視聴。

イラスト/sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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