海外で通用する名前というと、アメリカやイギリスなど、英語圏で通用する名前を思い浮かべるかもしれません。しかし今回は、ちょっと個性的な、フランスでも通用する音の名前例を紹介します! ぜひ名づけの参考にしてみてくださいね。
男の子編
「おうぶ(漢字例:央武、桜舞など)」(aube)
「aube」は夜明けの意味。夜が明け、太陽が昇るような明るさと輝きのある人生を送ってほしいと願って。
「てる(漢字例:照、輝など)」(terre)
「terre」は大地、地球の意味。心が広く、スケールの大きい男の子のイメージ。
「ばん(漢字例:万、判、磐など)」(vent)
「vent」は風の意味。周囲を癒すさわやかな風のイメージ。響きも個性的ですね。
「らく(漢字例:楽、羅久など)」(lac)
「lac」は湖の意味。湖はおだやかで静かなイメージですが、漢字にすると明るいイメージも。
「りおん(漢字例:莉音、理音など)」(lion)
「lion」はご存知、ライオンの意味。百獣の王・ライオンのイメージとは違い、字や音の響きは繊細でやさしい印象を受けます。
女の子編
「もなみ(漢字例:萌奈美、藻奈美など)」(mon amie)
「mon amie」は私の友だちという意味。友だち思いで、いい友人に恵まれた人生を送ってほしいという願いをこめて。
「りあん(漢字例:梨杏、里杏など)」(lien)
「lien」は絆という意味。人との絆、つながりを大切にしてほしいという願いをこめて。
「あんじゅ(漢字例:杏樹、安寿など)」(ange)
「ange」は天使という意味。天使のようにやさしいイメージを持った女の子に。
「える(漢字例:絵留、恵瑠など)」(aile)
「aile」は翼という意味。自由にのびやかに生きてほしい、世界を股にかけて羽ばたいてほしいという願いをこめて。
「びじゅ(漢字例:美樹、美朱など)」(bijou)
「bijou」は宝石という意味。宝石のようにキラキラ輝くような美しさを持った女の子に。
子どもの名づけは一回きり。赤ちゃんのために、納得のいく名前を考え、つけてあげられるといいですね。
TEXT:樋口由夏
イラスト:ごぼふく