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「頭頂部に髪がない!?」40歳から気になり始めた薄毛…対処法は【体験談】

子育てに追われて「今日は一度も鏡を見ていない!」なんて日がザラにあった子育て時代。久しぶりにゆっくり化粧をしたとしても、鏡を見るのは正面だけ。20代のころのように、後ろ姿や横顔のチェックはすっかりご無沙汰です。そんな中、ふと気付いてしまった自分の薄毛……。そのときの対処法をお話しします。

 

ふとした瞬間に気付く、自分も薄毛だった!

30代後半から、加齢とともに髪の毛のうねりがひどくなり、パサつきや乾燥、切れ毛に悩まされてきました。それでもずっとヘアカラーを繰り返し、特別な髪のケアは怠ってきた私。しかし、あるとき自分の後ろ姿を鏡で見てみたら、がくぜん! なんと、頭頂部に髪がない!?

 

いや、もちろんまったくなくはないのですが、髪の分け目のラインがかなり太くて目立つのです。今まで正面から見ていたら気付きませんでしたが、少し上の角度(自分が座って、相手が立っているような状態)からだと、地肌が透けて丸見えでした。

 

一度気になりだすと、気になって仕方ありません。それから手鏡を持っていろいろな角度から確認しました。一見わかりにくいのですが、角度によっては「トホホ……」とつぶやきたくなるような、分け目の薄さです。

 

今まで人から指摘されたことはなかったけど、もしかしたら友だちは気付いていたんだろうか。例えば、ある友人が見た目よりとても若く見えてうらやましく思っていたけど、近くで見たら意外と白髪がたくさんあるのを発見して、「あっ」と内心気まずく思ったように、友人たちは私の薄毛を見て、気付かぬふりをしてくれていたのだろうか、とモヤモヤした気持ちになってしまったのでした。

 

薄毛対策に頭皮ケアのシャンプーを取り入れる

このままではさすがにまずい、何としてでも薄毛には抗いたいと思い、頭頂部の増毛大作戦を試みました。白髪は染めてしまえば隠せるけど、薄毛は隠せないのですから!

 

まずは手っ取り早く、シャンプーを頭皮ケアタイプのものに変えました。だいたい頭皮ケアというと、男性用で脂質性の頭皮用のものが多いのですが、最近は女性の薄毛にも適したボリュームアップ系の商品も発売されています。

 

私のお気に入りは、アロマがふんだんに使われた商品で、スッキリした香りが特徴のものです。特にアヴェダ「インバティ」というシャンプーは、使用感も良く私好みでした。ターメリック(ウコン)やジンセン(高麗人参)が配合されているので、香りの好みが分かれるかもしれません。初めて使ったときはかなりクセのある香りだなと思ったのですが、使い続けるうちに、何ともいえないスッキリ爽快な使用感が病み付きになってしまいました。この製品を使うと、オリエンタルなハーブの香りにとても癒やされるし、シャンプーをしながらハッピーで前向きな気持ちになれます。

 

さらに、パッケージのプラスティックもリサイクル資源が使用されていたり、使用後に排水されたシャンプーも自然に還りやすい成分でできていたりと、環境に配慮された製品という点も気に入っています。

 

 

シャンプー以外の薄毛ケア

シャンプー以外のケアとして、頭皮マッサージをおこないました。 頭皮が凝り固まっていると、血流が悪くなり、新しい髪の毛も育ちにくくなるかもしれないと思ったからです。

 

以前使っていたカッサ(肌をこすり、血行やリンパの流れを促進する専用のプレート)を引っ張り出してきて、テレビを見ながらモミモミ。家事の合間にもグリグリ。頭から首まで全体の血流を促します。頭皮マッサージをした後は、むくみが取れて、パッと表情が明るく見えました。 それから、基本的な生活習慣も見直しました。栄養が偏らないように食べ物に気を付けたり、最低でも6時間以上は睡眠時間を確保したりと、日々意識しています。

 

また、髪の分け目をサイドにして真ん中の薄毛を目立たなくし、美容師さんに相談して、なるべくペタッとしないような、頭頂部がつぶれないカットにしてもらいました。やはり、ロングヘアよりはショートヘア、またはボブヘアのほうが髪に動きが出て、ペタッと感が防げると思いました。

 

私の場合は黒髪よりカラーをしたほうが若く見えることと、黒髪だと薄毛の部分の地肌が目立ちやすい気がして、いつもカラーは明るめのブラウンにしています。

 

まとめ

少しずつ続けた努力のかいがあり、1年ほどかけて薄毛が以前ほど目立たなくなってきました。頭の上部から撮った写真が送られてくるとドキッとしますが、内心では「前より分け目が目立ってない」とホッとしています。欲を言えばもっとフサフサになりたいところです。40歳をとっくに過ぎて、現状維持できていれば万々歳だと、気負い過ぎないことも大事だと思っています。

 

アンチエイジングは、自分をよく見つめ、いたわることなのだと痛感しています。手をかけてあげれば必ず体は答えてくれると、これからも自分の体が持つ力を信じて、日々ハッピーに過ごしていこうと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:月丘莉子/40代女性・主婦

イラスト/sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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