小学生のフワリーさんは母に連れられ皮膚科を受診すると、医師から「経過観察が必要だね」と言われてしまいます。塗り薬と家庭用ブラックライトを使った治療を提案されました。
父に報告すると、早速ブラックライト(紫外線照射装置)を買ってきてくれたのですが……。
母の事故や父の入院が重なり…
小学生のころ、皮膚科で塗り薬と一緒に勧められたのは、まさかの「ブラックライト」でした。紫外線にはメラニンの働きを助ける作用があるそうで、当時は尋常性白斑(白い島)の治療に有効かもしれないと考えられていたみたいです。
わが家では、父がすごい勢いでブラックライトを調達。勉強机のスタンドに差し替えて、毎晩おなかに10分間、紫の光を照射することに。
……ですが、子どもの集中力は持ちません。じっとしているのも飽きて、気付けば照射はフェードアウト。そしてその後、母の交通事故や父の入院、思春期の到来で家族の前で着替えることもなくなり……。
白い島のことは忘れ去られました。
痛くもなければかゆくもない白い島。
──私はただ放置……してしまうのでした。
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ブラックライトを当てる治療を始めたものの、10分間が長く感じてだんだんやらなくなってしまったフワリーさん。楽しい10分間はあっという間なのに、退屈な時間は3分でも長く感じてしまいますよね。治療には無理のない工夫や、日常生活に寄り添う継続の方法が大切だと気付かされます。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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