尋常性白斑の治療のため、ブラックライトを使った治療を始めたフワリーさん。毎晩おなかに10分間、紫の光を照射する生活が始まりました。でも、子どもの集中力は続きません。さらに、母の交通事故と父の入院、思春期の到来……と、気付けば照射治療はフェードアウト。フワリーさんは、おなかの“白い島”のことを放置してしまったのです。
月日は過ぎ、フワリーさんが短大生のときのこと……。
どこか他人事のようで…
短大生のとき、生理不順の相談で婦人科を受診しました。
まずは腹部エコーで確認するということで、おなかを出して待っていると
「あなた! この白いの!」と突然、先生が声を上げたんです。
「肌の色が抜けて、誰の肌でも真っ白になることがある病気なのよ」と続けて私に言いました。
──多分、その瞬間だけは驚いたと思います。
それでも私は、どこか他人事でした。
白い島のことは、結局そのまま放置してしまいました。
それから月日はさらに流れ──
私は結婚し、母になりました。
あの白い島……ですか?
……ええ、ずっと放置したままです。
それからさらに月日が流れ──
長女が小学1年になった、6月ごろのこと。
まさか、娘のまぶたにあれとそっくりな“白い島”が現れるなんて──
思いもしませんでした。
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フワリーさんが発症した尋常性白斑は、痛みやかゆみがなく、幸か不幸か服で隠れてしまうおなかにできたことから長年放置してしまうことに。ですが月日が流れ、娘さんのまぶたに現れてしまった“白い島”。とはいえ、それが「何か」を知っているからこそ、適切な対処もできますよね。治療がスムーズに進むことを願っています。
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