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「仕事のストレスで不眠に」寝ても疲れが取れない私が試した意外な安眠法とは

2021年ごろまで海外勤務で超多忙な生活を送っていました。そのとき、よく悩まされていたのがストレスからくる不眠。疲れていても、なかなか寝付けない、寝てもすぐ夜中に目が覚めるなど、十分な睡眠が取れないまま過ごしていました。そのせいで、顔色は常に悪く、目の下には黒いクマがくっきりと。不眠解消のためにあの手この手を尽くした結果、ある方法にたどり着いた体験をお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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寝酒をやめてハーブティー+安眠音楽

40代の海外勤務は仕事のストレスでイライラしていることが多く、家に帰ってきてもスマホのメールを常にチェックし、気持ちの余裕がない状態でした。家でゆっくりと体を休めても、脳がリラックスできていないままで不眠気味に。いくら寝ても疲れが取れないため、当然日中の気力が下がり、仕事がうまくいかない負のスパイラルに落ちていきました。

 

よく眠れない頻度が増え、無理やり寝付くために寝酒をしたけれど、かえって眠りを浅くして逆効果。ある日、運転中ボーっとしていたことで自損事故を起こしてしまい、このままではダメだと猛省。とにかく眠れる環境を整えることに取り掛かりました。

 

薬には頼りたくなかったので、まずは寝る前に実践したことが2つあります。1つ目は、寝る前の寝酒を極力控え、リラックスできるハーブティーで心を落ち着かせたこと。

 

2つ目は、寝る直前まで見ていたテレビや映画をやめ、ヒーリング効果の音楽を聞いて脳をリラックスモードに切り替えたこと。帰宅後は、仕事のメールをなるべく見ないようにし、ゆったりとした時間を過ごすことも心がけました。

 

手作り小豆カイロで就寝前の冷え性改善

小豆

 

私はマレーシアで働いていたのですが、異常な寒さのオフィスの冷房、湯船につからないシャワーの生活、冷たい飲み物をがぶ飲みしていたことなどの日常がたたり、極度の冷え性に。冷房の効いた室内では冬用のジャケットと靴下の2枚履きフル装備しても、夜は膝から下が冷えてパンパンにむくんで眠れないこともしばしば。冷え性が原因で体温調節がうまくいかなくなり、免疫力が下がって不眠や頭痛にも悩まされていました。

 

そんなとき、海外滞在歴の長い友人からすすめられたのが「手作り小豆カイロ」。小豆を好みの大きさの布袋に入れて閉じ合わせるだけで簡単に作れ、電子レンジで温めて繰り返し使用できる優れものです。足首にぐるっと巻ける程度の平べったい長細いサイズで作り、電子レンジで2分程度温めて、寝る前に足首の冷えのツボや首の後ろを温めたり、ほぼ毎晩セルフケアを実践していました。

 

そのほか、頭痛にはアイマスクのように目を温めたり、肩凝りには首に巻いて肩を温めたり、寝付きが悪いときには首と枕の間に置いてそのまま就寝したり。コストがほとんどかからずに手軽にできる冷え対策グッズなので、現在も愛用しています。

 

 

意外にも玉ねぎが安眠を促す作用があった

玉ねぎ

 

ハーブティーや小豆カイロ以外にも「不眠解消」にネットで検索して試したのが、玉ねぎをスライスして枕元に置くことでした。玉ねぎが体に良いのはわかるものの、切ると目にしみて、涙が出る強烈な玉ねぎ臭が本当に安眠につながるのか半信半疑でした。しかし、簡単にできるので物は試しと思い実践してみることに。

 

自己流ですが、スライスした玉ねぎを100均のお茶パックに入れて枕元に置くだけの簡単ケアです。実際に試してみて、心配していたツーンとする玉ねぎの臭いはほとんど気にならず、期待以上に安眠できたように感じました。

 

玉ねぎ特有のツーンとくる刺激臭は「硫化アリル」という成分によるもので、この成分には自律神経や脳神経を鎮める作用があるといわれています。また、グルコキニンという成分も神経を鎮める働きが期待できるそうです。

 

最初は、玉ねぎの効果は大して期待していなかったですが、安眠に使用した玉ねぎは食材として活用できるので、無駄なく手軽に続けられる玉ねぎパワーに癒やされています。

 

まとめ

年齢とともに体力が衰えるにつれ、睡眠の質が健康に直結していることを実感することが多くなりました。アラフィフでは疲れを化粧でごまかすことに限界があり、睡眠不足だと表情までくすんだ印象になってしまうことも。

 

今は、田舎にライフシフトして睡眠環境が向上したおかげで、免疫力は確実に上がり風邪を引きにくくなりました。肌の色も明るくなり、髪のツヤが戻ってきた気がします。何事も挑戦するには健康が土台になるため、睡眠環境を整えて年齢に関係なくワクワクすることに挑戦を続けていきます。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:田川 いずみ/50代女性・独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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