ロマンチックなプロポーズを…
当時、私は20代後半。同級生たちは次々と結婚やプロポーズを経験していて、なんとなく「取り残されたくない」という気持ちがありました。
そんな思いもあって、当時付き合っていた彼(今の夫)に、「ロマンチックなプロポーズをしてほしい」とお願いしたのです。
え、何か忘れていない!?
「任せといてよ」と頼もしく言ってくれた彼でしたが、迎えた当日、特別な演出はまったくなし。予約していたのは、ごく普通の庶民的なレストランで、いつも通りの食事が淡々と進みました。食事を終えた私たちは、そのままトボトボと駅へ向かって歩き出しました。
さすがに「え? もう帰るの? 何か忘れてない?」と私が声をかけると、彼は一瞬間を置いてから、ボソッと「結婚してください」とだけ言ったのです。
最悪な演出にガッカリ…
その声がちょうど近くにいた酔っ払いの大学生グループにしっかり届いてしまい、なぜか絡まれるというオマケつき。正直、そのときは「最悪……」と思ってしまいました。
後日、彼はきちんと改めてプロポーズをしてくれました。派手な演出はなかったけれど、あの日のことも含めて、今では良い思い出です。
まとめ
ロマンチックなプロポーズはかないませんでしたが、結婚生活は穏やかで幸せ。あのときの私の期待がどれだけ伝わっていたのか、今思えば曖昧だったのかもしれません。自分の希望は、ちゃんと言葉にして伝える大切さを学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:桜野うさぎ/30代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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