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「すぐに離婚届を出して」私の夫を同僚が略奪も…一瞬で彼に捨てられた衝撃の理由とは!?

私は以前、勤めていた会社の社長と結婚していました。ただ、幸せな結婚生活は長く続きませんでした。会社の先輩だったA子さんと元夫の不倫がわかり、私たちは離婚することになったのです。結婚した当初、多くの同僚が祝福してくれましたが、A子さんだけは私と元夫の結婚をよく思っていなかったようで……。

私の結婚に文句を言うA子さん

同僚から聞いた話によると、先輩のA子さんは社長と結婚した私について、「どうしてあんな地味な女と結婚したのよ」と文句を言っていたとのこと。

 

A子さんは前々から社長のことを狙っていたようで、私と結婚したことが気に食わないのだとか。私は社長であり夫でもあるB男に、A子さんのことを相談しましたが、「気にしなくていいから」とだけしか言われませんでした。

 

そして、B男は週末も出張が続き、新婚なのに2人でいる時間はどんどん減っていきました。

 

不倫関係になったA子さんとB男

そんなある日曜日、家にいるとA子さんからメッセージが。「今日は社長と一緒に出張なの!」と言い、さらに、「社長、あなたの愚痴をずっと言ってるよ」と送られてきたのです。

 

「最近、家に帰りたくないみたい。居心地が悪いし、妻に仕事の話をしても通じないからつまらないって。私は仕事ができて営業成績もいいから、話していて楽しいみたい!」

 

私はショックを受けながらも、「そうですか。夫婦のことなので2人で話し合います」と返信し、連絡を区切りました。

 

それから1カ月ほどが経過したある日、再びA子さんからメッセージが。その内容に、私は驚愕します。

 

「すぐに離婚届を出してね!」

 

私はすぐにB男に連絡。どういうことなのか説明を求めると、A子さんと出張に行った際に体の関係を持ち、そのまま交際に発展したとのことでした。

 

私「ラッキー!」

A子さんと同様に、B男も私と離婚して彼女との再婚を考えているとのこと。「もともとお前と結婚したのは、お前の親が経営している会社を味方につけたかっただけだしな。でも、実際に結婚してみるとそれほどうちにメリットはなかった」との発言まで。

 

私はすんなり離婚を受け入れました。実は、結婚してからというものの、B男は急に冷たくなり、すでに夫婦関係は冷めきっていたのです。そのため、A子さんの件がある前から離婚について考えており、それほどダメージは受けませんでした。

 

むしろ不倫により慰謝料を請求できるため、内心「ラッキー!」と思ったほど。「あとのことは弁護士を通して話しましょう。さようなら」と言って、実家に帰ったのでした。

 

あっさり振られたA子さん

その後、私とB男の離婚はスムーズに成立。「予定通りA子さんと結婚するのかな?」と思っていたのですが、2人はすぐに破局したようです。

 

理由は、A子さんの営業成績ががた落ちしたことで、B男が「無能とは結婚しない」と言い出したそう。彼にとって、結婚相手は自分を支えてくれる駒集めに過ぎないのでしょう。

 

A子さんはB男に対して未練があるようで、私の元には「どうしたら彼の気持ちを取り戻せると思う? 元妻ならわかるでしょ?」との連絡がきましたが、「もう無理だと思いますよ」とだけ返信し、その後の連絡は無視しました。

 

そして、私は引き継ぎを済ませてからB男の会社を辞職。新しい転職先も決まり、公私共に、新しいスタートを切ったのでした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

イラスト:わかまつまい子

 


 

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