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エリート狙いだった元カノ。「私のほうが見る目ある!」結婚式でのマウントが招いた自業自得の結末

僕は過去に、付き合っていた同僚女性を別の男性に取られたことがあります。この男性というのも、実は同じ職場で働く同僚。そのため僕は、彼女と別れたあとも、略奪した男性と、元カノと同じ会社で働くことに。そんな中2人から「結婚をする」と結婚式に招待されて……。

彼女に寂しい思いをさせて…フラれた僕

僕は今、会社であるプロジェクトをまとめるチームリーダーを担っています。今でこそ順調に日々の仕事をこなせていますが、若かったころは毎日が必死でした。仕事漬けの日々だったせいか、当時交際していた同僚女性に悲しい思いをさせてしまい……。気づけば彼女は、別の男性との関係を築いていました。僕は彼女にフラれてしまったのです。ちなみに、彼女を略奪した男性は僕の同僚。今は、僕が担当するプロジェクトで僕の補佐をしてくれています。

 

傍から見たら、「どうしてそんな中で仕事ができるんだ」と思われるかもしれませんが、僕は、元カノ、元カノを略奪した同僚と、今も同じ会社で働いているのです。

 

当時は、彼女に申し訳ないことをしたと、だから同僚にとられてしまったのだと、落ち込むこともありました。けれど、時間が経った今は「そんなこともあったな」というふうに捉えられるようになったのです。

 

そんなある日、同僚男性から「俺たち、結婚することになりました」との報告が。そして、彼らの結婚式に招待されたのです。参加しようか一瞬迷ったものの、部長や他の同僚たちが出席する中で、僕だけ参加しないわけにはいかないと、出席することにしました。

 

結婚することを打ち明けると

そして彼らの結婚式当日。会場で受付を済ませたあと、先にきていた部長と雑談をすることに。「結婚」の話になった際、僕も来月にハワイで結婚式を挙げることを部長に報告しました。実は、僕自身も直近で入籍しており、このとき来月に挙式を控えていたのです。

 

その後、披露宴が始まり、お酒が入ると……談笑中に、部長から「お前は来月、ハワイで挙式だもんな」というひと言が。僕は周囲の同僚に結婚したことを言っていなかったので、同僚たちからは「そうだったんですか!?」などと質問攻めに。僕は幼なじみと結婚したこと、彼女の仕事の都合で海外で挙式をすることになったことと打ち明けました。

 

夫でマウントを取りたい元カノは…

僕たちの席は、新郎新婦の席から近かったということもあり、僕たちの会話は、新郎新婦の耳にも届いていたようです。

 

ひとりの同僚が「その幼なじみさん、見る目あるな~!」と言ってくれるなど、僕たちがワイワイやっていると、突然、元カノである新婦が僕たちのテーブルにやってきて……「私のほうが見る目あると思わない? 夫は、彼(僕)よりも男気があって、後輩たちのフォローも完璧だし」と言ったのです。

 

思わぬ新婦の割り込みに固まってしまった僕たち。すると彼女の言葉に、かなりお酒が入った様子だったひとりの同僚が「いやいや、彼はリーダーの補佐役なのに、毎回うまく立ち回れてなくて、むしろ余計な仕事ばかり増やしていたよ」「フォローしていなかったらヤバかったですって」と不満をこぼしました。

 

そんな様子に顔を真っ赤にする元カノ。結局何も言えなくなり、そのまま怒った様子で高砂へ……。そのまま、「あんたって仕事できなかったの?」「いや、俺は悪くないし」などと、なんと口喧嘩に発展してしまいました。なんとか司会者の方がフォローして、披露宴は進行しましたが、明らかに2人の雰囲気はギスギスしていました。

 

悔しかっただけ

その後、会社でも2人の関係はギスギスしていたように思います。元カノと仲の良い同僚から聞いた話によると、元カノはそもそも「将来有望なエリート」と結婚したかったのだそう。だからこそ、披露宴で「自分の夫は仕事ができない」と言われて「そんなはずない!」と怒りが爆発してしまったそう。僕が海外で挙式をするという話についても、「自分は国内なのに」と気に入らなかったそうです。

 

結婚式でのことと、同僚からの話に僕は「そうだったんだ……」しか言えませんでした。元カノの言動は、僕への対抗心や見栄からだったのかもしれません。けれど、他人との評価で得る幸せは、果たして本当に幸せなのでしょうか。彼らは彼らなりの夫婦の在り方を見つけてほしいですし、僕自身、改めて誰かと比べることのない幸せを妻と歩んでいきたいと感じた経験でした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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