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「え?どういうこと!?」ママ友宅にお呼ばれした私。洗面所に入った瞬間、目に入った光景に背筋がゾッと凍ったワケ

娘の幼稚園時代、仲良くしていたAちゃん一家を自宅に招いたときのこと。子ども同士が楽しそうに遊ぶ中、Aちゃんのご両親の言動が気になりました。数カ月後、今度はこちらがAちゃん宅を訪れたとき、私は思わず鳥肌が立つような“光景”を目にしたのです。

 

洗面所で熱い視線

当時、娘(6歳)の幼稚園の同級生であるAちゃん家族を、わが家に招きました。リビングで子どもたちが仲良く遊び始める傍らで、ふと気づくとAちゃんのパパとママが、洗面所でなにやら話し込んでいました。

 

「このフック、使いやすそう」「乾燥機ってこのタイプか」「このマット、汚れが目立たなそう」と、まるで品評会のように、わが家の洗面所を観察しているのです。私は「参考にしてるのかな?」と思いつつ、正直いい気持ちはしませんでした。

 

よその家で見た“どこかで見た光景”

数カ月後、今度はAちゃん宅にお呼ばれすることに。家に入ってすぐ、洗面所をお借りしようとしたときのこと。「え?」思わず声が漏れそうになりました。そこには、わが家と“瓜二つ”の洗面所が広がっていたのです。

 

洗濯洗剤の位置、眼鏡用フック、同じ型の乾燥機、グレーのマット。まるで、わが家をコピーしたかのような配置になっていた光景に、背筋がゾッと凍りました。

残る違和感

Aちゃんのパパは笑って言いました。「この前、家に行かせてもらったでしょ? すごく使いやすそうで、真似させてもらったんだよ」と、悪気はなさそう。でも、私は持ち物を真似されたときとは違う、得体の知れない不気味さを感じていました。生活感や家庭の“内側”を、丸ごと模倣されたようななんともいえない居心地の悪さでした。

 

 

あのときの「ゾッとした感覚」は、プライベートな部分を無断で模倣されたように感じたからだと思います。ただ、わが家の工夫を丸ごと真似されたということは、「良い」と認められたという証拠なのかもしれません。そうだとしても、やはりひと言伝えてほしかったのが本音です。「真似させて」というひと言があれば、きっと印象は違ったのではないかと思わずにいられません。この経験を反面教師として、私も相手がどう感じるかを常に考え、丁寧な言葉選びを心がけたいと思います。

 

 

 

著者:新谷けご/40代女性/2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

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