ようやく帰宅した夫が明かした、遅くなった理由
妊娠後期のある日、おなかが張ったりして体調が優れなかった私は、夫に「今日は早めに帰ってきてくれる?」とお願いしました。夫は「わかった。18時ごろには帰るね」と快く約束してくれました。ところが、18時を過ぎても夫は帰ってこず、連絡もありません。何度も電話をかけましたが、応答もなし。
不安は時間とともにどんどん増して、「何か事故に巻き込まれたんじゃないか」と悪い想像ばかりしてしまい、涙ぐむほど心配しました。
ようやく夫が帰宅したのは、21時を過ぎていたころでした。安堵と同時に、怒りが爆発。「連絡ぐらいしてよ!」と問い詰めると、夫は申し訳なさそうに、そしてどこか誇らしげに言いました。
「商店街のくじ引きで、特賞が当たっちゃってさ。その引き換えに時間がかかったんだ」
なんと、廊下には、ずっしりとしたお米10キロの袋が! 夫はこれを抱えて帰ってきたのです。
ありがたいことではありますが、「それなら連絡ぐらいできるでしょ!」と怒りが込み上げてきました。それ以来、「くじ引きより連絡!」が、わが家の合言葉に。
いま思えば笑い話ですが、あのときは本当に不安でいっぱいでした。妊娠中の不安定な時期だったからこそ、些細なことで心配が増していたのも事実です。この出来事から、夫は私の気持ちをしっかり理解してくれたようです。
以来、夫は何かあればこまめに連絡をくれるようになりました。お米よりも、何よりも、一番大切なのは「安心」なのだと、夫婦で改めて実感した出来事です。
著者:勝山恵美/40代女性/娘と息子がいる2児の母。趣味は映画鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
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