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「え!?うそでしょ!?」娘とエレベーターを待っていると…扉が開いて降りてきた男性の行動に私が凍りついたワケ

2歳の娘を連れてスーパーに行ったときのことです。何気ない日常でしたが、ほんの一瞬の出来事に、私の心は凍りつきました。

 

エレベーター前で起きた出来事

それは、スーパーのエレベーターに乗ろうとしたときのことでした。先に乗っていた20代ぐらいの男性と、そのお母さんらしき人の2人が降りてきました。私と娘はお二人が降りるのを扉の外側で邪魔にならないよう待っていたのですが、なんと、その男性は私たちを避けるそぶりも見せず、わざとぶつかるように通り過ぎ、聞こえよがしに「チッ」と舌打ちをしたのです。

 

 

ぶつかられた衝撃と、耳元で聞こえた舌打ちに、私は一瞬で血の気が引くのを感じました。すぐ隣にいた母親らしき女性は、明らかにその様子に気づいていたはずなのに、息子を咎めるでもなく、私たちに会釈ひとつするでもなく、無言で立ち去っていきました。あまりの無関心な態度に、一瞬他人だったのかな?と思いましたが、その後、男性について行くように女性が小走りで駆け寄っていました。そして、その無関心さは、男性の威圧的な態度以上に私の心を凍らせ、言いようのない恐怖をかき立てたのです。

 

幸いにもその親子はエレベーターを降りたので、密室となるエレベーター内で一緒になることはありませんでした。もしあの中に娘と2人きりで乗り合わせていたらと思うと、今でもぞっとします。

 

 

この経験は、世の中にはさまざまな考えを持つ人がいるのだと、改めて痛感させられる出来事となりました。あの男性は、子どもが苦手だったのかもしれません。あるいは、何か虫の居所が悪かっただけなのかもしれず、舌打ちをした理由はわかりません。ですが、理不尽な悪意を向けてくる人がいるという現実を、親として常に心に留めておかなければならないと感じました。

 

それ以来、私は公共の場で周囲の様子により一層気を配るようになりました。少しでも違和感を覚える人には、娘を近づけないようにしています。

 

娘には人の痛みがわかるやさしい子に育ってほしいと願いながら、日々の安全を見守っていこうと、改めて心に誓ったのでした。

 

著者:田中みさと/30代女性/小学生の娘と息子2人を育てるパート主婦。ファッションが趣味。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

※AI生成画像を使用しています

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