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義両親との旅行で義母「嫁は運転手だから昼食は一緒に食べられない」⇒全員置いて帰ったら…大惨事に!

私と夫は義両親の家の近くに住んでいます。私は現在、仕事をしていないのですが、義母は専業主婦になった私のことを快く思っていないようで……。だからなのか、義母は私を「専属の運転手」扱いし、いつでも連絡してくるのです。

外出中に義母からの電話。理不尽すぎる要求とは

ある日、義母から電話がかかってきて「ちょっと今からうちに来て」と呼び出されました。私は「今からですか?すみません、外出中なんです」と答えると、「え~?どこに行ってるのよ」と問い詰められました。そこで「大学時代の友人とランチなんです」と説明しました。

 

すると義母は「姑よりランチを優先するの?薄情な嫁ね」と強い口調で非難してきました。私は「すみません。友人は子どももいるのでなかなか会えないんです」と事情を説明しましたが、「姑が来いって言ってるんだから言うことを聞きなさい」と声を荒げます。

 

結局、強引な義母の言葉に押されて「わかりました、行きます。どこへ行けばいいんですか」と答えるしかなく……。すると義母は「今ショッピングモールにいるから迎えに来てちょうだい。夕飯の買い出しに来たけど、買いすぎちゃってね」と言いました。迎えに行くと、「ありがとう」のひと言もなく車に乗り込み……。毎回のことですが、モヤモヤしてしまいました。

 

義母からのたび重なる呼び出しに私は…

それから数日後、再び義母から「迎えに来い」と連絡がありました。私が思い切って「いちいち呼び出すのはやめてください。必要ならタクシーを呼んでください」と伝えると、義母は「タクシーはお金がかかるでしょ。あなたに頼めばタダじゃない」と言い放ちました。さらに「あなたは仕事もしていない暇人でしょ。運転が得意って言っていたじゃない」と畳みかけてきたのです。

 

私は「私にも大事な予定があるので」と訴えましたが、義母は「仕方ないじゃない。夫は免許を返納したし、息子はペーパードライバー。結局あなたしかいないのよ」と突っぱねました。

 

それだけではありません。「あなたは運転くらいでしか家族に貢献できないでしょ。不器用で料理も下手だし、息子が愚痴っていたわよ」とまで言ってきて……。さらに「家族旅行の計画に文句を言ったんだって?新幹線より車のほうが安いし便利でしょ。とにかく旅行は車で行くことに決めたから、文句言わないで」と言い放たれ、私はがくぜんとしました。

 

 

家族旅行当日、私がとった“行動”とは

義両親との家族旅行当日。もちろん運転は私です。ホテルへ向かう前に昼食を食べたいと言われ、食事処に寄ったのですが、あいにく駐車場は満車で……。すると義母は「あなたは車の運転ができるし、暇なんだからまたの機会に食べに来ればいいじゃない?どこかで食べてきてもらってもいいかしら?」と言ってきました。

 

しばらくすると義母から「ご飯、おいしかったわ~。運転手さ~ん?早く車を回してきてちょうだい」と連絡が。私は「このまま帰るので無理です」と返しました。すると義母は驚いて「ちょっと!?帰るって何よ!」と声を荒らげました。私が「もう運転手のようにこき使われるのはごめんです。私は戻りません」と冷静に伝えたところ……。

 

義母は慌てた様子で「タクシーはお金がかかるでしょ!?ふざけてないで早く戻ってきなさい!離婚させるわよ!」と脅してきました。しかし私は「離婚したら困るのはそちらでは?」と返しました。義母が絶句するのをよそに、「私がいなくなったら誰が運転するんです?生活は確実に不便になりますよ」と続けました。

 

すると義母は「……何を生意気に!息子だって免許を持っているんだから!」と強気に言いました。私が「あぁ、そうですか。でも夫がそれを承認するでしょうか?」と冷静に伝え、さらに「運転できるようになってほしいと以前お願いしましたけど、彼はずっと練習を拒否してきたんですよ。運転に自信がないみたいです」と付け加えました。すると義母は「練習すれば自信なんて後でついてくるわよ!」と語気を強めました。

 

「迎えに来て!」義母からの連絡に私は…

数時間後、義母から突然電話がかかってきました。受話器越しに「大変なことになったわ……迎えに来て」と切羽詰まった声が聞こえます。しかし私は「行きません。家に着いたので、お酒を飲んでしまいました。だからもう運転できません」と突き放しました。すると義母は狼狽しながら「そんな……でもとにかく来てほしいの。レンタカーを息子に運転させたんだけど、事故に遭ってしまったの!」と言うのです。

 

私は驚いて「はい?」と聞き返しました。義母は「車に衝突しちゃったのよ。停まっていたのに気づかなかったみたい。私は無傷だったけど、息子と夫はけががひどくて入院することになったの」と説明しました。「大けがですか?」と尋ねると、「足や鎖骨を骨折したみたい。命に別状はないけど、1週間ほど入院するって」と答えました。さらに「相手の車の運転手は?」と確認すると、「軽傷だったのでホッとした」とのこと。

 

私は「そうですか、よかった。でも私はもう飲酒してしまったので運転はできません。帰りたいならタクシーを使うか、現地のホテルに泊まってください」と伝えました。すると義母は「あなたの夫がけがしたのよ?心配じゃないの?」と責めてきました。私が「命に関わるけがではないんですよね?お母さんもいるし、すぐに駆けつける必要はないと思います」と冷静に返すと、義母は慌てて「息子はあなたに謝ろうとしていたのよ!私たちもそう!」と必死に言い出しました。

 

さらに義母は「意地悪なことをして悪かったと思ってるわ」と涙声で続けました。しかし私は冷ややかに「どういう風の吹き回しですか?私は『離婚させる』って言われて、もうそうしようかと考えていたんですけど」と答えました。すると義母は「それは考え直して!お願い!」と懇願してきて……。

 

 

反省すると思いきや…義母の本音にゾッ!

レンタカーは大手の会社で借りていたので保険には入っているはずですが、義母はそのことを知らず、大金を請求されると思い込んでいるようでした。そして義母は「いくらかかるのかしら、どうしましょう……!あなたの実家、土地を売る話があるんでしょ?ちょっとお金を恵んでくれない?」と図々しく頼んできたのです。

 

その瞬間、私はすべてを悟りました。「あぁ、なるほど。謝ったのはお金が欲しかったからで、反省していたわけではないんですね」と伝えると、義母は「いや、違うのよ!反省はしているの!」と慌てて否定しました。しかし私は冷たく言い放ちました。「土地の話は夫がしたんですね?まだ確定ではないから誰にも言うなと言っておいたのに……。決めました!絶対に離婚します」

 

その後、夫と義父の怪我は快方に向かい、事故もレンタカー会社や保険会社が間に入って解決しつつあります。私はあのあとすぐに離婚手続きをしました。夫は泣いて謝りましたが、これまで一度も私の味方をしてくれなかった人です。何を言われても一切取り合いませんでした。

 

今、私は仕事を見つけ、自由な生活を楽しんでいます。突然呼び出されることのない日々は、とても幸せです。

 

◇ ◇ ◇

 

義母はお願いしている立場なので、感謝の気持ちを示してほしいところですが……。また、夫も妻の味方をせず、最終的に離婚に至ったのはある意味当然の結果かもしれません。家族であっても思いやりを忘れず、相手の気持ちを考えて行動したいですね。

 

【取材時期:2025年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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