赤ちゃん時代はとにかくかわいい時期でもありますが、育児の大変さを痛感する時期でもあると思います。筆者の場合は、夜中に何度も泣いて起きる夜泣き、理由の分からないぐずりに疲労困憊でした。今回は、そんな壁に直面し、周りの協力を得る必要性を感じたときの体験談をお伝えします。
毎日の夜泣き、こっちも泣きたいわ…
わが子は「寝ることが嫌いなの?」と思うほど、あまり眠らないタイプ。とくに0歳代は地獄の日々でした。1時間続けて寝てくれたらいいほうです。
1歳に入ってからは、夜中に何度も泣いて起きる夜泣きの対応でぐったり……。ようやく2~3時間まとまって寝てくれるようになったのは2歳に入ってから。朝まで眠るようになったのは3歳に入ってからです。よく眠る、眠らないというのは、子どもによってさまざまなようです。
生後8カ月、なんで泣き止まないの!
生後8カ月ごろにもう1つ悩まされたのが、理由のわからないぐずり。外出先でぐずりが始まることもあり、対応に困り果てたこともあります。あやしても、何をしても泣きやまない……。誰しもストレスを感じると思います。
イライラしてしまい、わが子のことがかわいく思えない時期もありました。今だから気付くことですが、こうした壁に直面したときに「ひとりで抱え過ぎていた」と感じています。
周りの協力を得る必要性
「育児はすべて自分で! 」
そうひとりで抱え込んでしまった結果、私はわが子が1歳を迎えるころにダウンしてしまいました。その間、夫が夜泣きの対応をしてくれました。夫との役割分担を決めることで、どれだけ負担が減るかを実感しました。
育児に限らず、ひとりで悩みを抱え込みすぎることはよくありません。無理をしすぎず、まわりの協力を得る必要性を、体を壊してようやく知ることとなりました。
生真面目な人ほどひとりで頑張りすぎたり、無理をする傾向があるそうです。いいところでもありますが、筆者のように裏目に出てしまうことも。夫の協力や子育て支援サービスを利用するなど、周りの協力を得ることも育児をするうえで大切だと学びました。
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イラスト:imasaku
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。