【NGな掃除方法①】いきなり水拭きする
網戸を掃除するとき、まず水拭きからスタートしていませんか?じつはこれ、掃除の手間がかかるため、避けてほしいNG行為です。
付着する汚れは乾いたホコリや粒状の汚れが多く、それらを水拭きすると、泥状になって網目にこびりつきます。すると、かえって取りにくくなり、落とすのが厄介になるんです。
水拭きの前に、まずは汚れが乾いた状態で払い落とすのが適切。毛先のやわらかいブラシを使うと、網目に入り込んだ汚れもかき出せますよ。
【NGな掃除方法②】力を込めてゴシゴシこする
網戸が汚れているからと言って、タワシなどのかたいものを使ったり、強くこすったりするのはNGです。網がほつれたり、たるんだりする場合があります。
また、網に傷がつけば、そこから網戸が破れやすくなり、劣化するおそれも……。
網戸の汚れは、やわらかいブラシやスポンジを使って水洗いすれば落とせます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を1~2%ほどに薄めて使い、最後にしっかりと洗い流しましょう。
【NGな掃除方法③】漂白剤を使用する
網戸のお手入れに使える洗剤は、なんでもOKというわけではありません。基本的には水洗い、それでも落ちないときは水で希釈した中性洗剤を使います。
どれだけ汚れていても、漂白剤で掃除するのはNGです。汚れを落とすどころか、網戸そのものが劣化するリスクがあり、寿命を縮める原因になります。
漂白剤のほか、酸性・アルカリ性洗剤や有機溶剤も使用できません。強力な洗剤の使用は避け、こまめな水拭きや水洗いで汚れを溜めない習慣をつけましょう。
正しいお手入れで網戸を長持ちさせよう
デリケートな素材で作られている網戸は、強力な洗剤に頼ったり力まかせにこすったりしてはいけません。
長く使い続けるには、正しいお手入れをこまめに行うことが大事です。
本格的な冬がやってくる前に、ご自宅の網戸をキレイに整えませんか?