問題行動ばかりの同僚
私は、4年間付き合っていた彼氏と婚約をしました。5歳年上の彼は気づかいができて、本当に素敵な人。けれども、家の外ではストレスを感じてしまうことがあって……。というのも、私が所属している部署に異動してきた同僚女性がとにかくうっとうしいのでした。
エリート大学出身の彼女は、ことあるごとに学歴自慢をしてきました。人に大学を聞いては、「そこって普通に入れるところですよね? いいなぁ、そこまで頑張らないで大学に行けて」など、遠回しに人をバカにすることもしばしば。
しかも、彼女は細かい仕事を進んでやろうとせず……。「私がやるべき仕事ではない!」と、他の人に仕事を押し付けていました。そのため、私やほかの同僚たちは彼女に良い印象を抱いていませんでした。
私と同僚の言い争いが勃発!
そんなある日。取引先との通話が終わった私に、彼女が話しかけてきました。どうやら彼女は、私が電話中に取ったメモが気になる様子。相手の名前を漢字ではなくカタカナで書いていたことに対して、「しっかり漢字で書きなよ。わからないの?」と指摘してきたのです。
確かに私は高卒ですが、もちろん漢字を知らないわけではなく、メモなのでサッとカタカナで書いただけでした。私は彼女の相手にするだけ無駄だと思い、スルーすることに。しかしこの一件以降、彼女が度々、絡んでくるようになってしまいました。毎日世界情勢の話を私にしては、「高卒には、難しすぎてわからないですかね」と笑ってきました。
さすがに我慢の限界がきた私は、「学歴があっても、性格が悪かったら台無しだと思うんですけど」と反論。ただ、「何それ、嫉妬ですか?」と彼女の心には響かなかったようで、私はますます呆れてしまいました。
私の婚約者に会った彼女は…
それから数週間経ったころ。私に婚約者がいることを知った彼女は、婚約者も高卒なのかと聞いてきました。私が正直に「そうです」と答えると、彼女はその場で「お似合いの低学歴カップル」と大笑い。私は怒りで震えましたが、彼女に向き合うだけ無駄なのでスルーしました。
しかし数日後、彼女を見返すチャンスが到来したのです。私と彼がショッピングモールでデートをしていると、彼女と偶然会ったのです。
そこで彼の姿を見た彼女はビックリ。それもそのはず……実は私の婚約者は、彼女もよく知っている取引先の会社の社長なのです!
人をバカにする同僚の末路
「こちらは?」と訊ねてきた彼に、「例の、あの人よ」と説明する私。すると彼は、「彼女からよく話を聞いています。人をバカにするための学歴なんて無意味ですね。」とはっきり彼女に伝えました。
動揺を隠せない彼女に、さらに彼は「あなた、うちの社員たちのこともバカにしていますよね?」と質問。私は彼に、彼女が彼の会社の社員たちのことを「高卒の出来損ない」と笑っていたと話していたのです。
「あなたの会社の社長に、お話をさせていただきます」
最後に彼がそう言うと、彼女は顔面蒼白になりながらどこかへ去っていきました。
その後、彼女は社長に呼び出され、日々の態度を怒られたそう。プライドの高い彼女には耐えられなかったようで、すぐに会社を退職しました。一方、私は彼と無事にゴールイン! 毎日が幸せいっぱいです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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