スーパー店員激怒?「お客様にやめてほしい」と感じるNG行動5選

①持ち帰りグッズの「過剰な持ち去り」
レジ横に置かれている持ち帰り用の袋や、お箸やスプーン、氷、保冷剤。
これらは必要な方のために用意されていますが、必要以上に大量に持ち去る行為は控えましょう。
無料でもらえるものですが、すべてお店にとってはコストがかかっているものです。
ひとつひとつ準備するために人件費や手間もかかっています。
また、過剰な持ち去りは本当に必要な他のお客さんの分がなくなる原因にもなってしまいます。
夏場の氷は製氷器が氷を作るまでに時間がかかるので、一人のお客様が大量に持って帰ると他のお客様が困ってしまう要因にもなりがちです。
本当に必要な分だけ取るようにしましょう。
②レジ待ちの割り込みやカゴでの場所取り
お店が混雑する時間帯に見受けられるのが、レジ待ちの割り込みや、買い物カゴを床に置いての場所取りです。
レジに並ぶ際は、列の最後尾を確認し、割り込みはしないようにしましょう。
また、カゴは他のお客さんの通行の妨げになる可能性があるので、手に持つか、カートに入れて通路を塞がないようにしましょう。
すべてのお客さんが気持ちよくレジを済ませられるよう、急いでいるときにもマナーを守った行動を心がけてくださいね。
③冷蔵ケース扉の「開けっぱなし」
牛乳やデザートが並ぶ冷蔵ケースの扉。
商品を選んでいる間、扉を開けっぱなしにしている人を見かけますが、やめてほしい行動の一つです。
扉を開けっぱなしにすると、ケース内の温度が上昇し、商品の品質劣化につながる恐れがあります。
また、電気代の無駄遣いにもなってしまいます。
買う商品をしっかり決めてから扉を開けるようにして、開けている時間を最小限に留めるようご協力くださいね。
④陳列品を「棚の奥」から取る
お客さんの中には、手前のものより「奥にあるものの方が新鮮なのでは?」と棚の奥から商品を取る方がいます。
多くの店では、鮮度管理のため、新しい商品を棚の奥に入れる「先入れ先出し」を徹底しています。
しかし、奥から取られてしまうと、手前に残った商品の消費期限が近づき、廃棄につながる可能性が高くなってしまうのです。
特別な理由がない限り、商品は手前から取るようにしましょう。
⑤試食を何度も食べる
スーパーの店頭で見かける試食コーナーは、新しい商品やおすすめの商品を知ってもらうためのサービスです。
しかし、中には試食を何度も取りに来たり、明らかに食事の代わりとして食べに来たりする方がいます。
試食は、その商品のおいしさを「試す」ためのものです。
多くのお客さんに体験してもらうためにも、お店の善意であるサービスを守るためにも、ご理解をお願いします。
気持ちよく買い物するため、NG行為は避けて【店員さん激怒?】

今回ご紹介した行動は、悪意があるわけではなく「つい」やってしまいがちなものかもしれません。
しかし、これらの小さな行動が積み重なると、お店の運営に大きな影響を与えたり、他のお客さんの迷惑になったりします。
すべてのお客さんが快適で気持ちよく買い物ができるよう、少し立ち止まってご自身の行動を見直してみましょう。