予期せぬトラブル!海外旅行で現地人に絡まれて…
10年ほど前、当時付き合っていた彼と二人で初めて海外旅行に行ったときの出来事です。見るものすべてが新鮮で、異国の雰囲気に胸を躍らせていました。
楽しい旅行もつかの間、少し治安の悪そうなエリアに迷い込んでしまった私たち。すると、ガラの悪い現地の男性たちに絡まれてしまったのです。
日本人だとわかると、明らかに私たちを侮辱するような言葉で「アーユー⚪︎⚪︎⚪︎?」と、ニヤニヤしながら詰め寄ってきました。一気に血の気が引き、恐怖と嫌な気持ちで体がこわばりました。「どうしよう……!」と、頭が真っ白になったその時です。
隣にいた彼が、落ち着いた様子で口を開きました。
「アイム ポメラニアン」
……え? ぽ、ぽめらにあん?
彼の珍回答に、まさかの展開!
予想外すぎる彼の言葉に、現地の男性たちは「???」と、まさに鳩が豆鉄砲を食らったような顔。私も一瞬何が起こったのか理解できませんでした。
しかし、彼の無駄に堂々とした態度と、ポカンとしている男性たちの顔を見比べたら、じわじわと可笑しさが込み上げてきて……。恐怖心はどこかへ吹き飛び、思わずその場で爆笑してしまったのです!
普通なら、腹を立てて立ち向かっていって危険な目に遭うか、悔しい思いをしながら言われっぱなしで立ち去るか……。そんな場面で、彼はそのどちらでもなく、斜め上のユーモアで切り返したのです。
ポカンとする男性たちを横目に、私たちは足早にその場を去りましたが、道中、彼の意味不明な返しがツボにはまってしまって、二人でお腹を抱えて笑い転げました。
一生この人の隣で笑っていたい
この時、私は心の底から強く思いました。
「ああ、この人の隣で、一生こうやって笑って過ごしたいな」と。
人生には、予測できないトラブルや困難がつきものです。そんな時、怒りで立ち向かうのではなく、こんな風にユーモアで乗り越えられる彼となら、どんなことがあってもきっと大丈夫。そう確信しました。
この「アイムポメラニアン事件」が、私が彼との結婚を決めた大きな決め手です。
そして現在、私たちは夫婦となり、相変わらずゲラゲラ笑いながら毎日を過ごしています。人生の困難な局面も、思わぬピンチも、最後は笑い話に変えていける。これからもそんな二人でいられたらと思います!
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。