あれ?こんな顔だった?
最近自分の顔のたるみが気になっていたせいか、先日久しぶりに会った友人の顔を見てハッとしました。「あれ、こんな顔だったかな?」と感じたと同時に、自分の顔も同じように見えているのかもしれないと不安になったのです。
さすがにそんなこと口には出せず、他の話題で食事を終え、家に帰ってから私も改めて自分の顔を鏡で見てみました。すると、口角が下がり、ほうれい線が深くなったような気が……。私のほうも同じように友人に思われていたかもしれません。
たるみ解消トレーニングの実施

このことを美容部員の友人に相談すると、顔を動かさないとリンパ液を押し流すことができず、むくみやくすみにつながったり、口周りの筋肉が運動不足により衰えてフェイスラインが緩んで、老けた印象になるようです。筋肉は毎日意識して使わないと衰える一方ですが、ちょっとしたトレーニングで解消できると教えてくれました。
そのトレーニングは非常に簡単で、まず口の中で舌先を右頬の筋肉(口角より少し上の辺り)に当て、下から上へ舌でなで上げます。10回ほぐしたら、逆側も10回、顔の筋肉を伸ばすように丁寧にほぐします。
これなら、ちょっとした隙間時間にできるなと思いました。
さらに欲張りトレーニング

さらに顔全体を動かすトレーニングをおこなうと良いと教えてくれました。
その方法は上、左、下、右の順番に、舌で口の中を押しながら、視線も舌の動きに合わせて上、左、下、右と4方向に動かします。上と下のときは、舌は前歯と唇の間に入れて押します。1周したら、逆回りも1周します。眼球を動かすことで顔の上半分が、舌を動かすことで顔の下半分の筋肉が動くため、顔全体の運動になるそうです。
私も試してみたところ、顔の血流が良くなったようで、顔がホカホカしてきました。また眼球も動かすせいか、トレーニング後スッキリした感じになりました。
まとめ
顔のたるみは、毎日少しでも意識して動かすことでケアできるのだと実感しています。1日30秒ほどの顔トレを2か月続けたところ、気になっていたほうれい線が少し浅くなった上に、顔色も明るくなりました。
加齢にはあらがえませんが、こうした見た目の変化だけでなく、唾液の分泌が良くなるという健康面のうれしいメリットも発見でした。これからもこの簡単な習慣を大切に、自分の顔と前向きに付き合っていきたいです。
【久野先生からのアドバイス】
顔の筋肉(表情筋)を意識して動かすトレーニングは非常に良いアプローチです。筋肉を適切に使うことは、いきいきとした表情につながり、顔の印象を健やかに保つ助けとなります。
一方で、たるみケアとして注意していただきたいのが、肌を強くこするマッサージです。肌への摩擦刺激は、乾燥や色素沈着、さらにはたるみを引き起こす原因にもなりかねず、まさに「百害あって一利なし」と言えます。今回のトレーニングのように、肌表面をこすることなく内側の筋肉に働きかけるケアを、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:里村 麻衣子/50代主婦。子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、 趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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