同期の嫌味に対して先輩は…
子どもが2歳のとき、朝から高熱を出したため、申し訳ないと思いつつ、会社に連絡して欠勤することに。翌日は夫が休みをとってくれたので、私は出社しました。
すると、多くの同僚が「もう熱下がったの?」「今日は誰がみてるの?」などと子どものことを心配してくれたなか、同期の1人が「小さい子がいると欠勤ばっかりだね。もうちょっとどうにかならないの?」とあからさまに嫌な顔で言い放ったのです。そのひと言に、胸がズキンと痛みました。
実際に同期の言う通り、育休復帰後は、子どもが保育園から次々と感染症をもらってくるため、何度もお休みさせてもらっていたのは事実です。「ごめんね」と言ったあともなんとなく気まずい空気が流れました。すると、1人の先輩が「子どもが小さいときは仕方ないよ。私も同じ経験をしたけど、その時期は一瞬だから子どもといられる時間を大事にしたらいいよ」と言ってくれたのです。
その言葉で場の雰囲気も変わり、同期は気まずそうにしていました。「また休んでしまった……」と自分で自分を責めそうになっていた心が軽くなり、救われた瞬間でした。
その後も子どもの体調不良で早退や休みが続くことはありましたが、先輩の言葉を胸に、職場に感謝をしつつ、罪悪感を抱え込みすぎずに対応できるように変化していきました。理解を示してくれる人が一人いるだけで、働くママの気持ちは大きく変わるのだと痛感した出来事です。だから今、後輩のママ社員が同じ状況で悩んでいるときは、かつて自分が言ってもらったように「大丈夫。今は子どもを優先してあげて」と声をかけるようにしています。
著者:田中真弥/30代女性/2児の母。韓国ドラマ鑑賞が趣味。大の猫好き。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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