ツッコミたくなるほど武井壮さんが大絶賛した混ぜご飯
今回作るのは、フジテレビ『めざまし8』で料理研究家・和田明日香さんが紹介した「秋の香ばし混ぜごはん」。“秋”ということで、たっぷりのきのこを使った混ぜご飯です。そこに、なにやら塩サバも加わるようです。
番組では、試食をしたタレント・武井壮さんが「週2~3ぐらいでいける」と大絶賛していました。いやいや、それはちょっと盛りすぎでしょ!?とツッコミたくなりつつも、どれほど美味しいのだろうかと気になって仕方のない私。
というわけで、確かめてみることにしました!
和田明日香さん「秋の香ばし混ぜごはん」のレシピ

材料(4人分)
・米…2合
・かつお節…5g
・塩…ひとつまみ
【具材】
・塩サバ(切り身)…1枚
・米油…大さじ1
・お好みのきのこ(しいたけ・しめじ・舞茸など)…300〜350g
・醤油…大さじ1
・みりん…大さじ1
・しょうが…1片
・小ネギ…2本
・大根おろし…1パック(お好みで)
・カボス…1個(お好みで)
※今回は番組と同様に、しいたけ・しめじ・舞茸を使いましたが、お好みのきのこでOKです。
作り方①米を洗って水を入れ、浸水させる

米は洗ったら炊飯釜に入れ、2合目の目盛りまで水を入れます。
ムラなくふっくら炊き上がるように、30分浸しておきましょう!
作り方②かつお節と塩を加えて炊飯する

袋ごと揉んで細かくしたかつお節と塩を入れます。
具材と混ぜた時に調和しやすいように、お米にもほんのり香りと味をつけるそうです。

軽く混ぜ合わせておきました。
通常モードで炊飯ボタンを押します。
作り方③きのことしょうが、小ネギを切る
では、お米が炊けるまでの間に具材の準備を進めましょう!

きのこは石づきのついているものは切り落とし、食べやすいサイズにカットして手で割きます。
想像以上に大量になりました。

しょうがは細切りに。

小ネギは小口切りにします。
作り方④塩サバを焼く

フライパンにフライパン用ホイルをしき、塩サバを焼きます。
塩サバ1切れに対して、フライパンが大きすぎやしないか?……これにはワケがあります。

中火で3分ほど焼き、ひっくり返してさらに3〜4分焼くと両面に焼き色がつきました。
フライパン用ホイルを使うと焦げたりくっついたりしないので、均一に焼くことができますよ。
作り方⑤塩サバの身をほぐし、骨を取る

塩サバの身を大きくほぐしながら、骨を取り除きます。
フライパン用ホイルの上で作業しました。
作り方⑥きのこを炒めて味付けする
大きなフライパンを使ったワケがここで判明します。このフライパンできのこも炒めるのです。

先ほど使用したフライパン用ホイルは捨て、今回は米油を入れて熱します。

大量のきのこを炒めるにはフライパンが大きくないと無理。フライパン選びにはお気をつけください。
調味料を加える前に、焼き色がつくまでしっかり炒めます。
炊飯器に入れただけでは叶わない見事な焼き目に心を奪われました。ここで、あえて後から混ぜることに意味があったのだ!と気付かされます。

醤油とみりんを加え、汁気がなくなるまでさらに炒めます。
作り方⑦炊き上がったご飯に、塩サバときのこ、しょうが、小ネギを加えて混ぜる

かつお節と塩を加えて炊いたご飯が炊けました〜!!
息子が何の匂い?と言って近寄ってくるほど、かつお節の香りが漂います。

そこへ、塩サバときのこ、しょうが、小ネギを一気に投入!
うひょょょぉぉぉー!これ、えらい豪華じゃない?

混ぜたら完成です。
食感と香ばしさが抜群!

大根おろしとカボスを添えて食卓へ。
これだけで、定食かと思ってしまうほどの存在感があるんですけど。

どこを食べてもキュッキュッとしたきのこの食感と、香ばしさが口の中いっぱいに広がります。
お米ひと粒ひと粒にも、かつお節の風味が染みています。なんてこった。炊き込みご飯要素もあるではないか!

香ばしく焼けた塩サバに、しょうがの細切りが相性抜群。さらに、そこに大根おろしとカボスが加わると異次元の美味しさになりました。
むしろ私は特別な日に!
結果、武井壮さんの大絶賛は決して盛りすぎではない美味しさでした。
ですが、私は週2〜3も食べるのは恐れ多いとさえ思ってしまいました。お茶碗1杯だけで贅沢な気分になるので、ご褒美メシとして頑張った日に自分への労いとして食べたい(笑)。
ひと手間で、ただの炊き込みご飯や混ぜご飯に負けない美味しさに!ぜひ試してみてくださいね♪