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久しぶりにスカートをはいてびっくり「あれ?左膝だけ黒ずんでいる」子育て中の私が気付いた思わぬ原因

36歳のとき、2人目となる長女の出産を機に会社を辞めた私。子どもと過ごす時間が圧倒的に増えたことで、ある日、膝に異変が現れていることに気が付きました。なぜか左膝に現れた黒ずみの原因と、美容のプロが教えてくれたケア方法についてお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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左膝がゴワゴワに!

31歳のときに出産した長男が保育園の年中になったとき、2人目の子どもである長女を出産しました。このとき、私は36歳でした。長女の出産を機に会社を辞めた私は、娘を保育園ではなく幼稚園に入園させ、その結果、長男よりも圧倒的に長い時間を娘と過ごすことになりました。

 

夏が近付いたある日、久しぶりに膝が出るスカートをはいて鏡の前に立つと、なぜか左膝だけが黒ずんでいるのに気が付きました。汚れでも付いたのかな……と膝を払いながらよく見ると、黒ずんだその部分はまるで象のように皮膚がゴワゴワしているではありませんか!

 

「何だこれ!?」と驚いてとっさに反対の膝と見比べてみましたが、右膝は白いまま。どうして左だけ? と不思議に思いながら最近の行動を思い返すと、思い当たることが一つだけありました。

 

それは片膝立ち。小さな子どもの世話をするとき、大人はしゃがんだり膝立ちしたりします。しゃがむのが苦手な私は、代わりに片膝立ちをよくしていました。地面につくのは、決まって左膝。左膝だけに現れた黒ずみが、この片膝立ちによるものだということは容易に想像できました。

 

鏡に映る自分の脚を見ながら、膝の黒ずみが気になって外出しにくい気持ちになりました。

 

ゴシゴシ洗いはダメだった!?

軽石のイメージ

 

それから、膝の黒ずみを取るための努力が始まりました。お風呂で垢すりやフットケア用の軽石を使ってゴシゴシこすったり、顔用の美白クリームを塗り込んだり。しかし、一向に黒ずみが薄くなる気配がありません。

 

そこで私は、行きつけの美容院にいるネイリストに相談してみました。私は夏の間だけ手足のネイルを楽しむのですが、この店のネイリストはネイルだけでなく手足の美白や角質ケアもおこなっていたからです。

 

左膝を見せると、ネイリストは黒ずんだ部分を触りながら「大分皮膚が厚く、硬くなっていますね。古い角質が蓄積しちゃったんですね」と言いました。

 

私が垢すりや軽石でこすり洗いをしていると話すと、「え? 軽石でこすっているんですか? だめです、それではますます黒くなっちゃいますよ」とまさかのだめ出し。そして、膝の黒ずみは摩擦や乾燥による色素沈着が原因なので、垢すりや軽石でゴシゴシ洗うのはNGなのだと教えてくれました。

 

 

必要なのは保湿!

保湿クリームのイメージ

 

「私がしてきたことはダメだったんですね?」と私がうなだれていると、「でも、クリームを塗るのはOKです」と笑いながら、ネイリストは話を続けました。

 

膝の黒ずみは、膝をついて子どものお世話をする保育士さんにも多いことなのだそう。床掃除やヨガなど膝をつく動作や、ジーンズなどによる摩擦もまた原因になること。

 

さらに、膝は皮脂や汗の分泌が少なく乾燥しがちで、皮膚のターンオーバーが遅くなりやすく、古い皮膚が積もり積もって、黒く硬くなっていくということでした。

 

「大切なのは保湿です。お風呂上がりにボディクリームを塗って、とにかく保湿してください。そのときに足全体をマッサージすると、血流がよくなって代謝も上がり、ターンオーバーが促されて肌が生まれ変わりますよ」と教えてくれました。

 

その日から私はゴシゴシ洗いをやめ、お風呂上がりにボディクリームを念入りに塗り込みながら、足のマッサージを始めました。

 

積もり積もった黒ずみは、すぐに消えることはありませんでしたが、1年もするとだいぶ薄くなり、あれから15年たった今では、すっかり目立たなくなりました。

 

まとめ

15年前のあのとき、間違ったセルフケアを正してもらえずにいたら、今の私の左膝はどんなことになっていただろうと想像すると恐ろしくなります。50代になって膝が出る服はあまり着なくなりましたが、何かの折にふと見える膝がきれいだと、やっぱりうれしいものですね。

 

【久野先生からのアドバイス】

膝の黒ずみは、子育て中によく見られる「あるある」です。まずは保湿をしっかりおこない、乾燥や摩擦を防ぐケアを続けましょう。膝立ちなどの動作が減ってきたら、美白成分を含むクリームでのケアを取り入れるのもおすすめです。特に、ハイドロキノンなどの成分はメラニンの生成を抑える働きがありますが、刺激が強いため、使用を検討する際は、皮膚科医または美容皮膚科医に相談するのが安心です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:あらた 繭子/50代・フリーライター。大学生と高校生の子を持つ。長年の無茶な仕事がたたり、満身創痍の体にムチを打つ毎日。休日のガーデニングと深夜のK-POP動画視聴が趣味。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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