【方法1】シャンプーを自分に合うものに変更
私が抜け毛を改善するために最初に変えたのはシャンプーです。それまでは口コミが良く、高級な成分がたくさん入っていそうなシャンプーなら間違いない!と信じて疑いもせずに使い続けていました。
しかし、ある日ふと気付いたのです。「そういえば、このシャンプーを使い始めてから抜け毛が増えたような気がする」と。まさかと思いつつ、試しにネットで見つけたスカルプD ボーテの「薬用スカルプシャンプー」に変えてみることにしました。すると、だんだん抜け毛の量が減っていったように感じました。薄毛に悩み出したころから、洗髪時に抜け毛が何本あるか数えるのが習慣になっていましたが、シャンプーを変えてから日に日に本数が減っていきました。
疑惑が確信に変わり、お気に入りのシャンプーはそのままお蔵入りとなりました。そのシャンプーも良い商品なのでしょうが、どうやら私には合っていなかったようです。どんなに口コミが良くても高級な成分が入っていても、自分に合っていなければ変化を感じられないのだと実感しました。自分に合うものを使う大切さを学べた良い機会でした。
【方法2】白髪染めをノンアルカリカラーに

加齢に伴い、抜け毛だけでなく白髪も増えてきたので30代後半から白髪染めをしています。最初のころはアルカリカラーの白髪染めをしていました。色持ちが良いし、明るめの白髪染めがしたかったからです。白髪が出てくると気になって染めたくなってしまい、私は2カ月ごとに根元の伸びてきた部分を染めていましたが、切れ毛が増え、手触りが悪くなりました。
白髪染めは頭皮に薬液を直接塗るので、髪にダメージがあるのなら頭皮にもかなりの負担になるのではないかと思いました。頭皮への刺激は当然抜け毛が増える要因の一つになるだろうと思い、アルカリカラーはやめてノンアルカリカラーのヘナに変更することにしたのです。
ヘナに変えたことにより頭皮への刺激が和らぎ、3回目くらいから抜け毛が減ってきたように感じました。ヘナは髪にハリやコシを与えてくれるので、細くて柔らかい髪質の私にぴったりでとても気に入っています。生え際がふんわり立ち上がり、トップがペッタンコになってしまう私にとっては一石二鳥でした。
ヘナは髪色があまり明るくはなりませんが、私にとってはハリやコシ、抜け毛の改善のほうが重要なのでそれほど気になりませんでした。
【方法3】薄毛治療をする皮膚科で薬を処方してもらう

抜け毛といえばまず思い浮かぶのが育毛剤でした。しかし、シャンプーと同じように育毛剤にもいろいろな種類があり、配合されている成分も商品によってまちまち。育毛剤を試してみましたが、種類が多すぎてどれが自分に合うのかよくわからず長続きしませんでした。
あるとき、偶然近所の皮膚科で薄毛治療をおこなっていることを知り、「病院で薬を処方してもらうのがいちばん効くのでは?」と考えて、迷った末に思い切って受診してみることにしました。頭皮に発毛を促す光を当てる処置をおこない、塗り薬と飲み薬(女性ホルモンに作用する薬)が処方されました。週2ペースで通っていますが、今のところ処置や薬のせいで体毛が濃くなるというようなことはありません。
先生からは、抜け毛の原因は特定が難しいけれど、年齢的に更年期は要因の一つかもしれないと話がありました。何カ月か継続して通った現在、抜け毛は半分程度に減りました。
薄毛で病院を受診するのは恥ずかしく、私にとってかなりハードルが高かったのですが、勇気を出してみてよかったと思います。病院で処方された薬は安心感がありますし、先生や看護師さんに相談できるのがとても良いです。
まとめ
抜け毛の改善策を調べると、食事や生活習慣の見直しといった情報が多く見つかります。もちろんそれらが大切なのはわかっていますが、私のようなタイプには少しハードルが高いのも事実です。
しかし、今回私が試した3つの方法は、普段の習慣を「変える」だけで始められるものでした。シャンプーを替え、白髪染めの種類を替え、そして専門家である医師に頼る。一つひとつは小さな一歩でしたが、「自分に合う方法を見つけること」が遠回りのようでいちばんの近道なのだと学びました。
【久野先生からのアドバイス】
抜け毛の原因や有効な対策は一人ひとり異なります。まずはご自身の髪や頭皮の状態に合ったケアを見つけることが、改善への大切な一歩になります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:下町 まい/40代主婦。3人の子どものママ。最近更年期症状に悩み、いろいろリサーチ中。モニター、美容、オーガニックに興味あり。K-POPガールズグループにはまっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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