社会人以降の人生初の「自分だけの週末時間」
私は男性の多い大学の出身で、男友だちと食事や飲みに出かけることにあまり抵抗がないまま社会人になりました。そのまま社会人になり、すぐに子どもができて「授かり婚」をしたので、友だちと週末を過ごす経験がほとんどないまま、子育てに追われる20〜30代を過ごしました。そして40歳になるころ2度目の離婚をし、それからは仕事と子育てで自分の時間はほぼない日々が続いていました。
そんな中、気が付けば息子たちは週末もそれぞれの時間を過ごすようになり、急に自分の時間ができて戸惑うアラフィフに。恋人はいますが忙しく週末はほとんど会えないので、友だちと食事をしたり飲みに行ったり……という週末を、社会人以降の人生で初めて過ごすことになりました。
痛い経験を重ねて既婚男性は問題外に
基本的に週末は、女友だちと一緒に出かけていました。私は週末仕事が多めなので、仕事後そのまま仕事仲間と飲みに行くこともありますが、既婚男性と2人きりになった場合、なぜか誤解されてその後アプローチを受けることが何度かあり、どれだけ後ろめたさのない相手でも、既婚男性と2人の食事や飲みは避けようと決めました。
とはいえ20代半ばで地元を離れ、仕事と子育て中心で生きてきたので、週末気軽に出かけられる女友だちはそれほど多くありません。少しずつ独身の男友だちも対象に入れるようになりました。私はお酒が飲めるほうなので、飲みに行くのはむしろ男友だちとのほうが気楽かも? と思うこともありました。
独身の男友だちとの距離感も難しいと感じるように
それでもやはり、独身の男友だちとも難しいのかも……と感じ始めているのが現状です。いくら過去に振った相手でも、彼女がいる相手でも、気楽な未婚相手でも、やはり2人で飲むと何となく女性として見られているのを感じ、「次はいつにする?」と言われるとプレッシャーに感じます。
恋人がいることはちゃんと伝えていますし、もちろん恋人にも男友だちと飲むことは伝えているので、何もやましいことはないのですが、恋人以外の男性から女性として好意を持たれていると感じると、やはりもう2人で会うのはやめようかなという気になります。何歳になっても、相手が既婚であろうと未婚であろうと、異性の友だちはやはり難しいのだなと実感しているところです。
まとめ
人類の半分は男性なのだし、友だちは男女両方いてもおかしくないのに、何歳になっても異性の友だち関係は難しいものだなと、アラフィフになって改めて実感しています。これがアラカンになればまた違うのかもしれません。人生さまざまな局面があり、人間関係もさまざまに変化していくのでしょう。それでももしかしたら「男女の友情は成り立つのか?」は永遠のテーマなのかもしれないなと、改めて感じているところです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:ナカムラ アキノ/40代女性。40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
イラスト/エェコ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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