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「俺、納豆でも踏んだ?」夕食中に顔をしかめた息子。慌てふためきながら靴下を脱いだワケ

子どもや夫のにおいが気になったとき、どんなふうに伝えると良いのでしょうか? 自分の体臭はなかなか気付かないもの。家族だからこそ指摘できることもあります。小さな子のほのぼのエピソードも含め、3人の体験談を紹介します。

 

悪臭に気付かない息子

家族の臭い体験談 イメージカット

 

私の息子が中学生のころ、学校から帰ってくると何やら下のほうから納豆のようなにおいが……。あまりににおうので、息子に「靴下が臭いから洗濯機に入れて足を洗ってきなさいよ!」と言いましたが、ゲームに夢中の息子は一向に言うことを聞かず無視。言ってもまったく聞かないので、こちらも根負けして放っておくことに。

 

しばらく知らん顔をしていたのですが、夕食になって何やら何度もしかめ面をする息子。「どうしたの?」と聞くと、「なんか変なにおいがする……俺、納豆でも踏んだ?」と言うのです。

 

「いやいや、それはあなたの靴下、足のにおいでしょっ!」と返す私。どうやら、さっきまではゲームに夢中でまったく自分の足のにおいに気付いていなかったようで、食事の時間になってようやく自分の臭さに気付いた様子でした。

 

さすがにごはんはおいしく食べたいらしく、「えっ? 俺? わっ! マジで俺だわ!」と慌てふためきながら、速攻で靴下を脱いでいました。「だから最初から言っているのに……」と思いつつも、好きなことに夢中になってると気付けないものなんだなと感心しました。

 

◇◇◇◇◇

 

そんな息子ですが、落ち着いているときは意外と冷静に自分のにおいに気付き、臭さを再確認。「こんなに臭いんだ……」と反省したようで、以降は帰宅するとすぐに靴下を脱ぐように。何事も自覚させることが一番なんだと思いました。

 

著者:横山まみ/50代女性

イラスト/エェコ

 

靴下の中のにおいに…もん絶!

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息子が3歳のころ、保育園で活動中に足の爪が剥がれるけがをしました。すぐに病院で処置してもらい、大事には至りませんでしたが、しばらく包帯を巻いたまま、「お風呂でも濡れないように気を付けてください」と言われました。医師に従い、保育園でも靴下の着用を許可してもらいお風呂も気を付けて入っていました。

 

しばらくして、「もう包帯も取れてお風呂も普通に入れるよ」と医師から言われひと安心。家に帰って、剥がれた爪は今どんな状態になっているんだろうと、息子の靴下を脱がせた瞬間………。

 

数日間お風呂で洗わず靴下をはいていた足というのは、こんなにおいになるのだと、初めて知った気がしました。さらに、仕事から帰った夫が「どれどれ……」と靴下をめくると、すごい顔に。その後、爆笑しながら何度も靴下をめくってにおって笑って……を繰り返してました。

 

◇◇◇◇◇

 

臭さでおかしくなったのか、かわいいわが子の臭さがたまらなかったのか……今は小学生の息子の忘れられないにおいエピソードです。

 

著者:浜田百花/40代女性・会社員

 

 

勇気を出して夫に「口が臭い」と伝えた結果

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夫が45歳を過ぎたころでしょうか? いろいろとにおいが気になり始めました。

 

まずは朝の口臭。朝起きて来て、夫から「おはよう」と発せられる言葉とともに放たれる何とも言えないもわっとした生臭いにおい。最初はあまりにも突然のことで、何のにおいなのかはわからず、「気のせいか?」とも思いました。ですが、「あれ? におう?」と思うことが増えてきました。

 

結果、においの原因は、夫の口臭だということを突き止めました。夫は職業柄、人と接触する機会が多くあります。さすがに夫の口臭は周りの人を不快にさせてしまうのではないか、仕事に影響を与えてしまうのではないかと不安に思うようになりました。

 

そこで、勇気を振り絞って夫に口臭がすることを伝えました。夫はそのことを受け入れて、口臭ケアを始めました。歯磨きをしっかりおこなう、デンタルフロスを使うなどをおこなうことで、以前よりは口臭が軽減された気はしています。

 

でも、少しでも口臭ケアの気を抜くと、「臭っ!」となります。なので、私も一緒に注意を払う日々です。

 

◇◇◇◇◇

 

口臭がするということは、年を重ねれば誰にでも起こる可能性があります。これは夫だけでなく私にも言えることだと思います。お互いに「あれ? なんかにおう?」と思ったら、お互いに伝えるようにしています。家族だから言えること。お互いに外で恥をかかないように、家庭内でにおい対策をしっかりしていこうということになりました。

 

著者:畑中ゆか/50代女性・主婦

 

まとめ

においの話はデリケートだからこそ、家族でないと指摘するのは難しいのかもしれません。今はデオドラント商品もたくさんそろっています。「災い転じて福となす」ではないけれど、気になったときお互いに注意をして、対策につなげられるとベターですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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