職場で浴びた“心ないひと言”に涙…そのとき!
長く勤めている、ボス的存在のAさんからこんな言葉をかけられました。「◯◯さん(私の名前)、1カ月まともに勤務したことある? 1回や2回シフト代わったくらいじゃ、全然補えてないよ?」
早退する以外は真面目に仕事に取り組み、他の人の子どもが体調を崩したときは率先してシフトを代わっていました。もちろん、私だって本当は帰らずに働きたい。でも、子どもに無理をさせてまで出勤するわけにはいきません。そう思い、何を言われてもぐっとこらえてきました。けれど、その日はなぜか涙がこぼれてしまいました。
すると、普段あまり話すことのない店長が口を開きました。「じゃあ、あなたは子どもを育てるとき、誰にも迷惑をかけずにやってきたんですか?」とAさんに言ってくれたのです。さらに「早く迎えに行ってあげて」とやさしく声をかけてくれ、私は思わず胸が熱くなりました。普段は寡黙で少し怖いと思っていた店長の言葉に、本当に救われました。
翌日、改めてお礼を伝えに行くと、店長は「感謝されるようなことじゃないよ。これからもそのままの調子で頑張ってね」と笑顔で話してくれました。Aさんから謝られることはありませんでしたが、それ以来、子どもの体調を気遣う言葉をかけてくれるように。
「家族だけで子育てしているんじゃなく、職場の人にも支えられているんだ」と感じ、心がじんわり温かくなった出来事でした。
◇ ◇ ◇
子どもの体調不良が続く時期は、働くママ・パパにとって心身ともに大変な時期。周囲に迷惑をかけてしまうのでは……と気を張り詰めてしまうこともありますよね。そんなとき、上司や同僚の理解あるひと言が大きな支えになることも。お互いを思いやりながら、みんなで支え合える環境をつくっていきたいですね。
著者:前田ゆうか/30代 女性・パート。5歳の娘、7歳の息子を育てる母。趣味は愛犬とのお出かけ。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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