白菜の黒い斑点って何?ぶっちゃけ食べても大丈夫?

白菜の白い軸の部分によくある「黒い斑点」。
一見「まさかカビ!?」と勘違いしてしまいそうな見た目なのですが、食べる分には影響がない……ということだけ知っていたので、今まであまり気にせずそのまま食べていました(笑)。
ちなみに農林水産省の公式HPで確認したところ、「白菜に黒い斑点がついているが、食べても大丈夫ですか」という質問に対して、「カビや病気でなく、食べても全く害はありません」という回答がありました!
実は、白菜に現れる黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれる生理障害によるもので、高温や低温・肥料過多など栽培環境のストレスが引き金となり発生。
多くの野菜に含まれるポリフェノールという成分が黒い斑点として現れたものなので、人体に影響はなく、食べても大丈夫なものなんです♪
ちなみにゴマ症は、白菜のほかにキャベツや小松菜にも見られるそうですよ。
切って加熱して和えるだけ!白菜無限にいけちゃう副菜
白菜の黒い斑点の正体を教えてくれた農林水産省の公式HPでは、白菜の美味しいレシピも紹介されています♪
今回は、その中から10分程度でパパッと完成する「もりもり白菜」を実際に作ってみます!
「白菜を買ったけど、全て使いきれなくて余らせてしまう」というシーン、日々料理する中で結構ありがちですよね。
今回作るレシピは、白菜の大量消費にも役立つレシピなので、ぜひ覚えていってくださいね♡
農林水産省「もりもり白菜」のレシピ

材料(2人分)
・白菜・・・1/6個(約300g)
【A】
・塩昆布・・・15g
・ごま油・・・12g
・粉末昆布だし(粉末)・・・5g
・ツナ(缶詰)・・・50g
作り方①白菜を切って加熱する

まずは白菜をよく洗い、一口サイズにカットします。
芯に近い部分は、少し小さめにカットしておくと食べやすいですよ♪

カットできたら電子レンジOKなポリ袋に白菜を入れ、数ヶ所フォークで穴を開けて600Wで2分間加熱します。
取り出す時はアツアツなので、火傷に注意してくださいね!
ポリ袋がない方は、耐熱容器とラップで加熱してください。
作り方②ボウルで【A】と和えたら完成!

白菜をボウルに移し、粗熱を取りましょう。
ある程度冷めたら【A】の材料を入れて和えます。

このレシピで驚いたのが、塩昆布に昆布だしを合わせているところ。
確かに、こういう調味料の使い方をすれば、美味しさが倍増しそう……!と学びになりました。
普段、ツナや塩昆布と合わせる野菜はキャベツを無意識に選んで使っていたので、白菜もこれからどんどん使っていきたいです♪

具材をしっかり混ぜていくと、白菜からも水分が出てきて、段々かさが減ってまとまっていきました。
簡単なのに美味しすぎ…!白菜の風味もしっかり残る神レシピ

こちらが、完成した「もりもり白菜」です。
ごま油やツナ、塩昆布などの香りがもうすでに美味しい♪
さっそく食べてみると、期待以上の美味しさ!

白菜を使用しているので漬物のような印象もありつつ、具材たっぷりのサラダのような印象もあり、とにかく箸が止まりません(笑)。
白菜に塩昆布とごま油だけでもきっと美味しいのに、昆布だしやツナも入っているなんて、おつまみ系メニューが大好きな筆者からするとごちそうそのものです。

白菜はシャキシャキと歯ごたえ食べごたえがあり、キャベツにはないみずみずしい食感がとっても好みでした♡
ツナを入れているので娘も食べやすかったのか、まさにもりもりっと食べてくれましたよ。
娘から「もっとツナ入れたい!」と言われたので、レシピでは50gのところ追加で合計70gのツナを入れたのですが、よりまろやかになって美味しかったです!
ツナ缶はだいたい70gで売られていることが多いので、ツナが好きな方は丸ごと入れてしまってもOKだと思います。
白菜あったら作ってみて〜!パパッとお手軽副菜ならコレ
今回は農林水産省の公式HPから、白菜の黒い斑点の正体、そして白菜を使った簡単レシピと盛りだくさんご紹介しました!
"黒い斑点=ゴマ症"という知識を知っておけば、これから白菜をもっと無駄なく楽しめますね♡
「もりもり白菜」は白菜の大量消費目的ではなく、ぜひこれを作るために白菜を購入したくなる美味しさでした!
とってもおすすめのレシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。