佐藤病院(群馬県高崎市)産院ごはん

365日、毎日違う献立が当たりまえ!

佐藤病院では、「妊娠・出産を家庭の料理を見直すキッカケにしていただきたい」という思いのもと、「お母さんは家庭の栄養士」というコンセプトで献立を作っています。豪華な料理ではなく、家庭料理の参考になる産院ごはんを提供することで、「退院後、自宅に戻ってから家族への料理を工夫していただきたい!」というメッセージを込めているそうです。1年を通して同じ献立はなく、スタッフ12人全員で、365日毎日異なる献立を考案し、1日に50人分以上の食事を提供し続けています。特に、季節を感じられるような旬な食材にこだわっていらっしゃるそうです。

特別な日の「祝い膳」は本格フルコース

▲佐藤病院の祝い膳

普段の産院ごはんは家庭料理ですが、退院前の火・木・土曜日は豪華なフルコース料理を提供!こんな豪華なフルコースなら、特別な日のとっておきの思い出として記憶に残りますね。

▲メインの牛ステーキ

彩り豊かな野菜が添えられた牛ステーキは、とってもやわらかくてジューシーでした!

▲フルコースの最後を彩るデザートの盛り合わせ

ボリュームのあるデザートですが、そのおいしさからデザートを残す患者さんはあまりいらっしゃらないとのこと。須田料理長オリジナルの甘さ控えめのタルトは絶品でした。

料理長と栄養士のコンビネーションでおいしい家庭料理を提供

▲佐藤病院にこられて19年の須田隆広料理長

「スープは15時間、ソースは10時間かけて作っています。おいしいものを作るのに妥協はしません。また、食材も季節のものを中心に取り入れています!」と須田料理長。産院ごはんへのこだわりぶりを語ってくださいました。

▲栄養士の小川淳子さん

栄養士の小川さんは佐藤病院に20年以上務めていらっしゃる大ベテラン。栄養指導からメニュー開発まで、患者さんのことを第一に考えながら日夜活躍されています。

月2回のアンケートが成長の源!

「アンケートでは、料理の内容やスタッフの態度などを点数にして、患者さんに評価していただいています。どの項目も90点以上をいただいていて、スタッフ全員に回覧してよろこびを分かち合っています。スタッフのやる気もここから出てきているんです。」と、小川さんは声を弾ませながらお話ししてくださいました。

それでも、時にはクレームをいただくこともあるそうです。「以前、果物が食べにくい!というクレームをいただいたんです。対応策として、スイカやミカンなどは事前に皮を取るように心がけています。」と小川さん。1つ1つの要望に、本当にきめ細かく対応されています。患者さんに対する丁寧な姿勢もアンケートの高得点の秘訣のようです。

佐藤病院では、産院ごはんへのこだわり以外にも、月に数回、体に良いメニューの情報提供や学びカフェなどを実施し、幅広く食事や栄養についての支援をおこなっています。体に良いメニューとは、美肌、貧血予防、デトックス、免疫力アップ、バランス、ぽかぽかメニューなど、テーマを決めた献立のこと。患者さんの健康や美容を考え、栄養士と調理師が一丸となってメニューを考案しているそうです。また、スタッフのみなさんも楽しみながら取り組んでいると教えてくださいました。

6階レストランからの眺望が魅力的!

▲6階にある展望レストラン

レストランの窓からは高崎市の町並みや山々が一望できます。おいしい産院ごはんと美しい景色は患者さんの気晴らしになりそうですね。

歴史ある佐藤病院にぜひ一度おこしください!

▲佐藤病院の外観

敷地内には、外来・入院患者のお子さんを預けられる託児施設を併設。お子さんと一緒に来院した際はとっても助かりますね。

▲温かい雰囲気の病室(特別室A)

予算に合わせて選べる病室は、全室パステルカラーでコーディネートされた温かい雰囲気。奥に和室のある特別室Aは、ゆったりとくつろげるのでおすすめですよ。

「佐藤病院で元気な赤ちゃんを出産して、ママも元気に退院されたあと、産院ごはんを参考にした料理で、ご自宅でも家族を元気にしていただきたい!」須田料理長と栄養士の小川さんから、そんなママに向けた熱いメッセージをいただきました。

赤ちゃんもママもご家族も、おいしい料理で笑顔になってもらいたい。そんな思いが伝わってくる佐藤病院の産院ごはん。ぜひ一度、温かさでいっぱいの佐藤病院を訪れてみてはいかがでしょうか?

ベビーカレンダー編集部


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