鹿児島県の産婦人科

九州南端にある鹿児島県は薩摩半島・大隅半島にまたがる県本土の他、種子島・与論島など、薩南諸島と呼ばれる離島地域も含んでいます。県土は南北約600キロメートルに及び、鹿児島の北海道と呼ばれる北薩の大口等から世界自然遺産の屋久島、亜熱帯地域の奄美群島まで、自然もバラエティに富んでいます。また至る所に湧き出る温泉、神話時代にさかのぼる物語と歴史、日本最大のロケット発射場を持つ種子島宇宙センターまで、多彩な魅力に溢れています。鹿児島県の合計特殊出生率は都道府県中で上位圏にあり、女性が産む子どもの数は多い方です。それでもやはり少子化対策・子育て支援策として幼稚園と保育所の長所を一つにした「認定こども園」を普及させるなどの対策を図っています。また全国的に医師不足が深刻化する中，離島等を抱える鹿児島県では、ドクターヘリの活用推進、医師修学資金の貸与、医師勤務環境の改善など、さまざまな施策を練っています。産婦人科については、県内に数十を数える産婦人科や産科、また助産所があります。