1歳6カ月児健診でチェックすること

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赤ちゃんの健診は、 母子保健法第12条及び第13条の規定により 市町村が乳幼児に対して行う健康診査です。乳幼児健診の目的は「乳幼児の病気の予防と早期発見、および健康の保持・健康の増進」となっています。赤ちゃんがすくすく成長していくためにも健診はしっかり受けましょう。

 

 

1歳6カ月児健診

 

体、心ともに飛躍的に発達し、視聴覚の発達も判断しやすくなります。とても重要な健診です。歩いたときのバランスや、足の動きを診ます。歯もだいぶ生えてくるので、歯科健診も同時に行うことがあります。具体的な内容(乳児健診共通で行う項目)

 

・身体測定(身長、体重、頭囲、胸囲)

・視覚・聴覚

・おなかの触診

・口の中の診察

・頭の大泉門(だいせんもん)の触診

・性器の診察

・問診

 

 

具体的な内容(1歳6カ月児健診で行う項目)

 

・一人歩きの様子

2、3歩歩ければOK。左右の歩幅が同じくらいかを確認します。背骨がまっすぐであり、平衡感覚があるかをチェック

 

・手指の発達

積み木を重ねたり、車のおもちゃを動かしてみたりなどができるかを診ます。

 

・言葉

「ママ」「パパ」「ワンワン」などの言葉が出ているかを確認します。

 

・問いかけへの理解、反応

「どうぞ」「ちょうだい」などの理解ができているか、絵本やカードを見せて「ワンワンはどれ?」などの問いかけに、指差しで答えることができるかを診ます。

 

・視線の合いやすさ、共同注視

ママの指差した方を目で追ったり、自分の興味あるものを指さしで伝えたりをするかを確認します。親との視線の合いやすさなども見ます。

 

 

1歳6カ月児健診は、コミュニケーションの性質や遊びの性質、対人関係など、子どもの発達を確認するのによいタイミングです。言葉やコミュニケーションがうまくいかなかったからといって、焦ることはありませんが、どのように促していったらよいかのアドバイスを医師からもらい、生活に取り入れていきましょう。

 

 

(監修/小枝達也先生)

監修者

医師 小枝 達也 先生

小児科 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長


鳥取大学医学部脳神経小児科入局。小児神経科、小児科、新生児医療、神経内科、障害児医療の研修を積み、オランダ政府奨学生としてアムステルダムライ大学小児科へ留学。その後、鳥取大学医学部講師、助教授を経て、鳥取大学教育学部教授に就任。その後、鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属小学校長(併任)、鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長(併任)を歴任し、平成27年3月鳥取大学退職。平成27年4月より国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長に就任。平成29年4月より副院長併任。


経歴

■主な経歴

1984年 鳥取大学医学部卒業
1996年 鳥取大学 脳神経小児科助教授
1998年 鳥取大学教育学部教授
2004年 鳥取大学 地域学部教授
2015年 国立成育医療研究センターこころの診療部長

      鳥取大学名誉教授
2017年 同上 副院長併任


2019/06/03


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