9〜10カ月児健診でチェックすること

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赤ちゃんの健診は、 母子保健法第12条及び第13条の規定により 市町村が乳幼児に対して行う健康診査です。乳幼児健診の目的は「乳幼児の病気の予防と早期発見、および健康の保持・健康の増進」となっています。赤ちゃんがすくすく成長していくためにも健診はしっかり受けましょう。

 

 

9〜10カ月児健診

 

はいはいやつかまり立ちの様子、反射神経について診ます。「イヤイヤ」や「バイバイ」などの様子や後追いをするかどうかも聞かれることが多いです。

 

具体的な内容(乳児健診共通で行う項目)

・身体測定(身長、体重、頭囲、胸囲)

・視覚・聴覚

・おなかの触診

・口の中の診察

・頭の大泉門(だいせんもん)の触診

・性器の診察

・問診

 

 

具体的な内容(9〜10カ月児健診で行う項目)

 

・おすわりの様子

支えなしでおすわりができるかを確認。ふらつくことなくしっかりすわれていれば OK。

 

・はいはいの様子

はいはいには個人差があります。全くしない子から片足を伸ばしたまま進むスタイルの子まで、気になることは健診で医師に相談してみましょう。

 

・つかまり立ちの様子

壁や人の手につかまって、バランスをとって立つことができるかを診ます。

 

・パラシュート反射

赤ちゃんの両脇を持って抱き上げ、体を急に前に傾けます。このとき両手をついてバランスを取ろうとするかを診ます。

 

・小さなものをつまむ様子

小さなおもちゃなどを親指と人差し指でつまむかどうかをチェックします。まだこの次期には上手にできないのが普通です。

 

 

この時期になると離乳食が進んでいないという悩みを持つことが多いですが、身体測定で体重と身長が順調であれば問題ないです。離乳食は食べる練習期間でもあるので、焦らずゆっくり進めましょう。

 

 

(監修/小枝達也先生)

監修者

医師 小枝 達也 先生

小児科 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長


鳥取大学医学部脳神経小児科入局。小児神経科、小児科、新生児医療、神経内科、障害児医療の研修を積み、オランダ政府奨学生としてアムステルダムライ大学小児科へ留学。その後、鳥取大学医学部講師、助教授を経て、鳥取大学教育学部教授に就任。その後、鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属小学校長(併任)、鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長(併任)を歴任し、平成27年3月鳥取大学退職。平成27年4月より国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長に就任。平成29年4月より副院長併任。


経歴

■主な経歴

1984年 鳥取大学医学部卒業
1996年 鳥取大学 脳神経小児科助教授
1998年 鳥取大学教育学部教授
2004年 鳥取大学 地域学部教授
2015年 国立成育医療研究センターこころの診療部長

      鳥取大学名誉教授
2017年 同上 副院長併任


2019/06/03


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